Mountain Research A.M. JACKET 「機能着の中の、不必要な機能」

最近、1981に若手が入ってきました。

まぁ、彼らの紹介はまたどこかでするとして…。

新人が入社すると、我々パイセンたちは色々と商品の説明をしたりするワケです。

そして時には、質問を促したりもします。

 

そんな中で降ってきた、こんな質問。

SIERRA DESIGNSってなんとなくは知ってますけど、詳しくはどんなブランドなんですか?」

LOFTMAN1981に入ってきた若手たちは、必ずと言っていいくらいこの質問を投げかけてきますね。

まだまだ若かった、あの頃の自分を思い出してしまいます。

SIERRA DESIGNSってのはな、マウンテンパーカーという言葉を作ったブランドでだな、60年代のアウトドアムーブメントの時期に創業されてだな、そもそもアウトドアムーブメントってのはだな…云々たらたら…」

という具合で、あの頃のパイセンのように説明をするワケです。

 

そんな説明をしていて思いましたが、数々の名アウトドアギアが生み出された60年代から、もう半世紀以上経過しているのですね。

それだけ時間が経てば、価値観は変わっていきます。

実用としての機能は、今となってはデザインの一部となって、たとえ日常生活に必要以上であっても、洋服の中に取り入れられるようになっています。

日常着の中に盛り込まれた、必要以上の機能。

対して、「機能着の中に盛り込まれた、不必要な機能」ってのも存在するな、なんて思いました。

 

それが、このジャケット。

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Mountain Research
A.M. JACKET
COL:BLACK
SIZE:S/M
¥55,000-+tax

まぁ、1981で機能着にフォーカスしているブランドといえば、まずMountain Research(マウンテンリサーチ)を挙げねばなりません。

Mountain Researchも、2016年S/Sシーズンがスタートしています。

そのMountain Researchが常に展開しているマウンテンパーカーといえば、この「A.M. JACKET」。

シーズン毎に配色やディーティールを変えつつ、今もMountain Researchのアイコンとして知られるモデルです。

 

その2016年モデルは、これまでから更なるモデルチェンジ。

最早マウンテンパーカーの領域を半歩ほど越えてしまってる気がしますが…。

だからこそ、新鮮で想定外で、とにかくカッコいいんです。

 

今回はとにかく「ベルクロ使い」を突き詰めています。

ウエストにはサイズ調整の名目で、極太のベルクロ(マジックテープ)が上下2列、左右で都合4箇所に装備。

さらに、袖口のサイズ調整を行うアジャストにも極太のベルクロが左右2対。

これはMountain Researchがアウトドアと並んで掲げるテーマ、「パンク」のスピリットを表現したデザイン。

Mountain Researchはこのデザインスタイルを「山パンク」と呼びますが…。

…強烈なインパクトですね。

 

これこそまさに、機能着の中に盛り込まれた不必要な機能、です。

でも、このある意味無駄に見えるデザインセンスが、Mountain Researchを銘ブランドたらしめている部分。

ただのアウトドアウェアから一線を越えた感覚こそ、着る楽しみがあるってもんです。

 

もちろん、機能性もしっかりと。

素材は撥水透湿性を持ったナイロンファブリック。

フロントにはNATO軍のベストからインスパイアされた、アシンメトリーのポケット。

機能をデザインとし、機能美にするセンスはやはり流石のMountain Researchです。

 

アウトドアフィールドでも、デイリースタイルでも、ルックスの良さと着る楽しみ、そして快適に過ごせる機能、それら全てをバランスよくまとめている、そんなマウンテンパーカー。

言葉で言い表すなら、そうなるでしょうか。

 

このセンス、若手たちに正しく伝えるのって、ほんとに難しいんですよねぇ…。

 

1981logo

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