糸を紡ぎ、技をつなぎ、想いを編む。ドイツ語の紡ぐ、つなぐという意味のSPINNENに前置詞ANをつなげた「ANSPINNEN」は、紡績会社を基盤とし、ドイツ由来の機械を一部使用していることから名付けられています。
スピネンは、日本の羊毛を扱う技術者のパイオニア、石井立郎氏が1952年に創業した小金毛織と、惜しまれつつも活動を終了したn100のデザイナー大井幸衣さん監修の元スタートしたファクトリーブランドです。
本来は分業される紡績と撚糸の二つの工程を一貫して行える日本でも数少ない紡毛（手紡ぎに近い膨らみのある糸）紡績メーカーである小金毛織は、同時にカシミヤ糸を紡績できる国内3社のうちの1社でもあります。
他にもリネン、シルク、ヤクやキャメル、ラムズウールなどを使用した数多くのオリジナルミックスファブリックを用いています。選び抜かれた原毛、そしてそれらを撚り合わせた糸からなるプロダクトは、着用を重ねることでより持ち手の心と体に馴染んでいく、MADE IN JAPANのニットウェアブランドです。