好奇心の賜物なのかもしれない

現状維持は一番良くないよって誰かが言っていたような気がします。確かになーとは思うけど、じゃあどうしたら良いんだよと文句の一つも出てきそう。うだうだ考えるけども、やっぱり好奇心が無いと現状維持はやめられないのかも。現状維持はありえないPOST O' ALLS。このジャケットはデザイナーの大淵氏による好奇心の賜物なのかもしれない。

POST O' ALLS
"POS-Travail 2 : Widewale Cordsd"
Color : Printed Gray
Size : L/XL
Price : 66,000yen (税込)

アメリカ的な文脈が多い同ブランドから、フレンチのカバーオールが到着。昨シーズンからリリースされていたモデルのアップデートバージョンです。フレンチチャイナを背景に持つアイテムは度々リリースされていましたが、カバーオールは珍しい。丸形の襟やVパッチのポケット、50’sのフレンチカバーオールに見られるような緩めのカフスなどのクラシックなディテールは踏襲しつつ、ブランド流に仕上げられた新型となっております。

身幅はアメリカのカバーオールと同様に広めですが、着丈が短めのクロップドなシルエット。ゆったりとしたパンツにはもちろん、気分になりそうなフレアパンツとも好相性。普段は173cm普通体型の僕で、POST O' ALLSのジャケットはMなんですが、これは着丈が短いのでLで着ちゃいます。

生地はフレンチハンティングの雰囲気が漂うプリントコーデュロイ。渋いですね。ヴィンテージでは動物ボタンの付いたピケジャケットで、こういったルックスの生地がありそうです。ヘビーオンスのデニムほど肉感は無いので、今時期はアウターの下にも仕込めるし、春や秋では一枚でどうぞ。

一番上までボタンを閉めてもアメリカのカバーオールとは異なり、首元が詰まり過ぎないので、着方のアレンジは幅が広がりそうです。