今シーズンも、大阪・LOFTMANCOOP E-maでは、S.E.H KELLY(エスイーエイチケリー)のアイテムを極少量ながらご用意しております。

本日ご紹介させていただくのは、「DONKEY JACKET」。

1960年代に普及したとされ、もとはイギリスの湾岸地域の労働者に普及していた防寒用のワークジャケットで、大きめの襟、身頃が防寒性の高いウールメルトンに、 肩には荷物運搬時の補強や雨避けとして、 主にPVC(合皮)が用いられているモデル。

当時の労働者階級の若者を中心に、モッズやスキンズも着用していたジャケットです。

そんなDONKEY JACKETを、S.E.H KELLYのフィルターを通し、高品質な素材を使い完成させたのがこちらのモデル。


S.E.H KELLYといえば、生産はもちろん、生地や素材の全てをイギリス国内で拘り抜いたものを選び、洋服を作り上げるブランド。

切り替えになったジャケット上部の生地は、北アイルランドで生まれたセイルクロスの肉厚なコットンキャンバス。

非常に高密度に織られた生地は、撥水、防風にも当然優れている上質な素材です。

また肩にはラインの入らないホールカットスリーブと呼ばれる仕様を採用した贅沢な生地使いも見所で、肩周りの動きやすさも考慮された緻密なパターンです。

そして切り替えした身頃の生地は、イングランドのウェストヨークシャーの老舗ファクトリーで丁寧に織られたウールメルトン。

重厚感のあるウールメルトンは、ビクトリア朝時代にイギリス軍のために織られた生地を正確に再現し、防風性、保温性共に最高クラスの生地であることは間違いありません。

そしてその生地に見合ったウェストミッドランズ産のダークホーンボタンなど。

やはり日本国内の洋服だけでは中々感じとる事のできないオーラを放っていて、S.E.H KELLYの拘りの凄さというのをまざまざと感じる一着です。

是非ともご検討くださいませ。