創りたかったのは他では絶対に作れないバックパック。

世の中を見渡せば使いやすいカバンは無数にあります。

素材にこだわり最上級とされる製品や、用途に特化したもの、デザインが秀逸なものまで多種多様です。

一方で、どんなユーザーの要望でも完璧に満たすような万能なカバンがないというのも事実です。

それならばデザイナーさんと理想とするカバンを作ってしまおうというのが今回のプロジェクトの始まりです。

EESETT&Co.のデザイナー中澤氏は宮内庁御用達の上原洋服店やSavile rowの仕立て屋Denman&Goddardで
テイラーリングとカッティングを学び、Grenfellのデザインやパターン制作をしていた方。

そんな平面を立体に置き換えるスペシャリストに１からパターンを引いていただき、
完成したのが今回の別注バックパック、LINDEN Ⅳです。

クラシックなデイパックを彷彿とさせる外観と現代的なディテールの組み合わせ、
そして中澤氏ならではの生地のつなぎやパターンワーク。

緻密な計算のもとにデザインされた意味のある意匠は、まさに”仕立て”という言葉に相応しい出来栄えです。