梅雨ですね。昨今の急な暴風雨を思うとかつてのシトシト降る梅雨は少し情緒があったように感じます。
玄関を出た瞬間から雨に打たれてしまうとたとえ酷暑であろうが夏の訪れを期待してしまう日々ですが、そんな季節でもお構いなしに頼りになる名靴、PARABOOTのREIMSをご紹介します。
PARABOOT [ パラブーツ ] REIMS
2024.07.02
ファッション誌では見かけない機会がないほど名の通ったブランドPARABOOT。
それもそのはずで創業以来フランスにて丁寧に作られた革靴は、時代が移り変わっても履く人を魅了し続けてくれています。
一度履いてしまうとついつい履きたくなるその履き心地は、アッパーの形状に最適なソールを自社で開発しているからにほかありません。
実はワッフル焼き器と同様に鋼鉄の型に加硫してソールを成形しているのですが、今回ご紹介しているランスにはソールとヒールが一体型になった定番のMARCHEⅡソールが採用されています。基本のグリットの構造は初代として生産されていた50年代から変わらずに耐久性と履き心地をアップデートされて展開されているソールなので砂利道など未舗装の路面でも水浸しの道路でも全く傷まない、普段履きでは圧倒的なほどのスペックを体感していただけるはずです。
革靴のジャンルの中でローファーといえばカジュアルな分類がなされることも多く、ジーンズやショーツにも違和感なく溶け込むのでコーディネートの面でも重宝します。
サドル部分のビーフロールやステッチの配色を変えて縫われたノルヴェージャン製法は機能面だけでなく、視覚的にも軽やかな印象を与えてくれます。
いくらソールや作り方にこだわってもアッパーの素材がほどほどでは長持ちは期待できませんが、PARABOOTの使用する革は一般的に流通しているものと全く異なります。
独自の工程を経て作られた最高品質のカーフレザーは油分がブルームとして溢れ出るほどワックスを染み込ませた高度に撥水性の備わった革です。
履き始めこそ鈍い光沢感ですが、長年は履き込むと実に美しい様相を呈します。
またワックスは撥水性を付加してくれるだけでなく、革をもっちりと柔らかくしてくれるのでまるで足を包み込むような極上な履き心地を実現してくれるのです。
数年で履き潰して新しい靴を買い替えるというライフスタイルにも良さはありますが、せっかくならソールを張り替えてでも20年30年と共に歩むことのできる靴を手にしていただきたい。
そんな想いで今年もオーダーしておりますので、サイズの揃っているうちにぜひご覧くださいませ。
PARABOOT
REIMS
Color : NOIR
Size : 6, 6.5, 7, 7.5
Price:¥94,600-(税込)
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Paraboot（7H(MEN) Noir/ノワール）PRICE : ￥94,600
- 1 COLOR
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