素足にサンダルのスタイルを京都、寺町通りでもお見かけする機会が増えてきました。
夏本番とはいかないまでも日中の陽気はそれに迫りつつあり、今週あたりでショーツを解禁されている方も一気に増えた印象です。
ショーツにサンダルの合わせも良いですが、ここぞの場面や少しコーディネートを引き締めたい場合に頼りになるのが今回ご紹介するローファーです。
素足にサンダルのスタイルを京都、寺町通りでもお見かけする機会が増えてきました。
夏本番とはいかないまでも日中の陽気はそれに迫りつつあり、今週あたりでショーツを解禁されている方も一気に増えた印象です。
ショーツにサンダルの合わせも良いですが、ここぞの場面や少しコーディネートを引き締めたい場合に頼りになるのが今回ご紹介するローファーです。
当店では定番としてセレクトしておりますF.LLI Giacomettiのコインローファー。
様々な革靴のブランドを履いてきた方々にも太鼓判を押していただける傑作ですが、今回はその”良さ”を深掘りしていきます。
一般的な革靴の木型に比べて履き口を絞り、内振りに設定することでフィット感を高めたローファー専用ラスト LUIGINO。この木型は綺麗に楕円形を描くトゥの形状と小ぶりな踵のバランスが日本人の足にも合いやすく、ローファーでありがちな踵の浮きなどがまずありません。
これはややタイトなサイジングから馴染ませてこそのローファーの木型としては理想的で、着用時の見え方も端正なので必然的に出番も増えるかと思います。
作りはグッドイヤーウェルテッド製法ですが、ソールの縫い付けである出し縫いだけを機械で行い、その他の工程はすべて手作業で行う九分仕立てになっています。
手作業の工程が多いのが必ずしも良いというわけではないのですが、この製法の要とも言えるのは靴の見えない部分にあります。グッドイヤー製法の場合は、全般にソールの張り替えができます。そのメカニズムは図式化するとわかりやすいのですが、端的にいえば機械式の場合は屈曲性に悪影響をもたらすリブという繋ぎを立てる必要がありますが、F.LLI Giacomettiの行う九分仕立てではリブの代わりに革に溝を掘ることができるのでその必要がありません。
つまりソールが曲がる時に干渉する部分を減らすことが出来るので足への負担は軽くなります。
短期的に見るとあまり差がないように思いますが、実際馴染んでくるとその違いも感じていただるはずです。
またアッパー素材にはキメが細かく、適度なハリと高い透明感が特徴のフランス・デュプイ社製 「アニローカーフ」 を使用し、経年変化によって上品な光沢感を生み出していきます。
少しマクロな視点で革をみると毛穴の細かさまでしっかりと見えるほど、革に余分な染色やコーティングをしていないことがお分かりいただけるかと思います。
高い技術を要するモカのスキンステッチに、前後の比率が1:1になるよう緻密に計算されたパターン、さらに九分仕立てとラストの生み出すフィット感で、シンプルながらも職人芸の光る一足となっています。
一生大事にしたいと思える職人気質なローファーをお探しの方には是非とも候補に入れていただきたい一足です。
F.LLI Giacometti
FG257 ANILOU
LUIGINO GOODYEAR
Color : NERO(BLACK)
Size : 40.5 , 41 , 41.5 , 42
Price : ¥113,300-(税込)
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