デザイン、型紙作成そして仕立てに至るまで全工程をデザイナー自身で行っているGorsch。
他のブランドには表現できない細やかな心遣いや気の利いたディテール、少し洒落っ気のあるキャラクターの洋服は着る楽しみを一層掻き立ててくれる。
決して流行などには左右されない芯のあるモノづくりに触れていただきたく、今シーズンも少量入荷ですがご紹介させていただきます。
今シーズンのテーマは『葡萄農夫』。
Gorschがアトリエを構える岩手県で国内随一の葡萄産地、紫波郡でブドウ農園を営む佐々木夫妻の装いからインスパイアされた今作は、枝の剪定や摘芽作業、収穫など腕や体を動かすことの多い仕事に向き合ったGorschならではのワークウェア。
デザインの根底には20~30年代のドイツのヴィンテージウェアがあり、そこに当時の労働者自身がリメイクした意匠や手間がかかるために省かれてしまった仕様などを散りばめている。