RESISTANT [ レジスタント ] MATE

“ALL WEATHER EQUIPMENT CRAFTED WITH PRIDE IN JAPAN”

“それを手にした時、未開の領域に踏み入りたくなるような興奮を覚え、永く時を共にする事で信頼出来る相棒となり得る装備を創造する。”

をブランドのコンセプトとし、過酷な環境下でのフィールドテストから得たフィードバックをもとにこだわり抜いた素材と鞄職人ならではの視点から世界に誇るモノ作りをしている日本のメッセンジャーバッグメーカー。

そんなRESISTANTより新型のデイパックが入荷いたしましたので、お知らせさせていただきます。

70年代に誕生し、定番として愛され続けている”デイパック”にRESISTANT的な解釈でメッセンジャーバッグのエッセンスを注入し、新たな領域を目指したデイパックMATE。

誰しもが思い浮かべるデイパックのイメージは極力崩さず、使い勝手が増すように容量を増やし、ボディの生地は軽量でしなやかさと堅牢性のバランスが良い500デニールのCORDURAナイロンを採用。

足し算的に機能的意匠を追加する事を極力避け、ソリッドなフォルムと背負った時のボリューム感や垂れ感を重要視したつくりです。

市場に溢れている主なデイパックは工場生産時の合理性を追求した作り方が多く、良くも悪くもアバウトな仕様のものが見受けられます。
ある種そのテイストが良さではありますが、ハンドメイドによる精緻な作り方でブラッシュアップしてみたらどうなるか?という所がMATE開発の肝の部分となってます。

防水インナー

主なデイパックは一枚生地で製作され、インナーがありません。
雨の日に使わなければ特に問題は無く、軽量化の観点からもそれで良いという方も多くいると思いますが、天候に関わらず粛々と運搬しなければならないメッセンジャーに向けてバッグを製作しているRESISTANTとして防水機能は必須。

ということでインナー生地にオリジナルの防水ライナーを追加し、バックパックではまず見かけないダブルウォール構造を実現しています。

背中部分のインナーポケットは二段式で、奥がオリジナル防水生地でノートパソコンなどを入れられます。

背面との間に適度な厚みと硬さがある低反発パッドが入っているので硬い物を入れても背中に違和感がありません。
パッドの剛性により本体が自立する設計ですので荷物の出し入れもし易くなっています。

手前のメッシュポケットは財布などアクセサリー類の仕分けに便利です。
どちらも開口部にもエラスティックテープでテンションがかかっているため安定感が違います。

※画像では分かりにくいですが、ループが2箇所あるので、キーチェーンやカラビナなどをお好みで搭載できます。

止水ジップ

開口部のファスナーは全て止水ファスナーを採用し耐水性を向上させています。

 

水の侵入を極力防げる事が止水ジップのメリットですが、もう一つのメリットしてテープの部分がコーティングされている為、耐久性が高いという特徴もあります。
一方でスライダーの動きが渋く、一般的な金属製の引き手は特定の方向から引くとロックがかかってしまい、行動時にスライダーと引き手が干渉して接触ノイズが発生してしまうというデメリットがありますが、引き手を自由度の高いオリジナルの物にする事で緩和しています。
なお、引き手には耐荷重190kgのタクティカルコードを使用し、コーティングを施しているので引き手が揺れることなく開閉も容易です。

止水ジップを採用しているので、本来はレインフラップの必要性はありませんが、オールドスクールな見た目をキープできるようあえてレインフラップを搭載。
フラップ部分がジップの動きを阻害せずに、それでいて止水ジップが露出しない絶妙なバランスなのも嬉しいポイント。

ショルダーハーネス

デイパックの特徴的な部分の一つとしてストレート形状のショルダーハーネスがあります。
装着感を高めるにはラウンドさせるのが最善ですが、デイパック感が薄れてしまうので、ストレート形状で出来る最大限のフィット感の向上を実現。

特筆すべきはショルダーハーネスの先端部分で、通常のデイパックは途中までしかパッドが入っておらず先端は折り畳んで縫い込みますが、当然硬くなるので一番しなやかさが要求される部分が硬くなり背負った時に違和感が付きまといます。
これを解消する為に先端まで厚手のパッドが来るように設計し、縫い溜まりが無くソフトな感触をキープしながらも強度も確保出来る独自の仕様に。

ショルダーパッドの内側にオリジナルのボンディング生地を採用する事で体に接する面の快適性を高めています。
一般的にはストレッチ性の無い生地を縫い合わせた後に湾曲させると内輪差的な変形が起こり内側の生地が蛇腹状にたわみます。この波打った生地の凹凸が着用時の違和感の要因となりますが、MATEのショルダーの内側にたわみは一切なく非常に快適。

スマートポケット

MATE最大の特徴でもある左右に配置された縦ポケットは70年代とは違う今日の生活様式に合わせて追加した装備です。
主にスマートフォンを入れるスペースとして、メイン気室とは別体の防水性の高いポケットです。

もちろん、バッグを下ろさずにスマートフォンが出し入れ出来ます。

通常であればポケットとして分ける為にポケット部分の生地をボディ側に固定する為の縫い目が出てしまうのですが、ボディに縫い目を出さずにポケットを固定。
この独自の構造を成立させるには複雑な縫製工程を取る必要がありますが、他のブランドには真似できないRESISTANTならではの仕様です。

 

他にも掘り下げられる意匠の多いデイパックですが、続きはぜひ店頭にて。

RESISTANT

MATE

Color : BLACK, NAVY, COYOTE BROWN

Size : メイン気室30リットル+フロントポケット3.5リットル

Price : ¥38,500-(税込)



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