夏になると、なぜか無性にカレーが食べたくなるんですよね。
インドカレーでも、カレーライスでも、なんでもいい。とにかく“カレー”。
理由はよくわからないけど、「夏=カレー」ってどこかで刷り込まれてる気がします。
キャンプの飯盒炊飯の記憶なのか、汗をかくなら最初から…っていう精神論なのか。
ただひとつ確かなのは、白Tにカレーが飛んだときの絶望感はなかなかのものだということ。
なので僕は、カレーを食べに行くときは、必ず暗めの服を選ぶようにしています。
そんな話をしていたら、ふと思い出したんです。
「そういえばカレーと服って、ちょっと繋がってたな」と。
チノパンの起源にはいくつか説がありますが、
そのひとつに“カレーのスパイスで染めた”という逸話があるんです。
19世紀半ば、インドに駐屯していたイギリス軍の兵士たちが、
目立ちすぎる白い軍用パンツを、現地の染料や香辛料で染めて着用した――
そんな話が残っていて。中には、カレーのスパイスを使っていたという説もあるそうで。
そこからアメリカ軍に採用され、
70~80年代にはファッションとして広まり、
今ではワードローブの定番として定着しています。
今回は、そんな“チノパン”というカテゴリに、
NEATらしいフィルターでアプローチした一本をご紹介します。
定番モデル、「NEAT CHINO」です。