R:LOG vol.1|気づいたら、またこれ。

どうも、LOFTMAN ONLINE SHOPスタッフの ryu. です。

今日から「R:LOG」という名前で、服のことや日々のことを、
ゆるっと、でもちょっと深めに書いていけたらなと。
気楽に読んでもらえると嬉しいです。

さてさて、記念すべき第一回で紹介するのは、
A.PRESSEの「M-51 Custom Pants」。
去年の6月に買ってから、めちゃくちゃ穿いてます。
気づけば週に何回も穿いてて、もう自分の中で“お馴染みパンツ”になってる。

この前も同僚に「またそれ?」って笑われました。はい、またそれです。

もともと僕、軍パンってちょっと苦手だったんですよね。
カーゴポケットが主張しすぎたり、シルエットが重かったりで、
なかなか自分のスタイルに落とし込みづらくて。

でも、このM-51は、そのイメージをいい意味で裏切ってくれた一本。

軍パンらしさは残しつつも、どこか上品で、ちょっとミニマル。
“無骨”と“品の良さ”が同居してるような、不思議なバランス。

例えば、カーゴポケットがないだけで印象ってこんなに変わるんだなとか、
ウエストのボタンを省いたミニマルな設計なのに、逆に全体が整って見える感じとか。

「正礼装に近づくほど、余計なものを削ぎ落とす。」
っていう、ドレスやフォーマルの考え方をちょっと感じたんですよね。

軍パンなのに、どこか凛としてて、クリーン。
この違和感が面白くて、ずっと穿いてしまってる気がします。
ディテールも絶妙で。
サイドアジャスターや内側のウォッチポケットなど、ミリタリーの雰囲気はしっかりあるのに、
全部がうまく整理されてて、ゴチャついてない。
“引き算”というより“ちゃんと再構成されてる”って感じがして。

シルエットは、緩やかなワイドストレート。
太めではあるけど、落ち感がきれいで、野暮ったさは皆無。

裾が自然にたまる丈感で、ラフだけど抜けすぎないちょうどいいバランス。
写真みたいにロールアップせずにそのまま穿くのが、今の気分。

足元はレザーのトングサンダルでもいいし、ボリュームあるスニーカーでもOK。
肩の力が抜けたトップスと合わせるだけで、いい感じにまとまってくれる頼れるやつです。

色も最高で、いわゆるカーキともセージとも違う、グレーがかった深いグリーン。
“アグレッサーカラー”って呼ばれてて、名前はちょっと強めだけど、色味はむしろ馴染みがいい。

素材は、強撚のオーガニックコットンを使った顔料コーティングのキャンバス生地。
新品の状態でちょっと“こなれた雰囲気”があるんですが、
穿き込んでいくとアタリが出て、経年変化もばっちり楽しめます。

しっかりした生地感なんだけど、分厚すぎなくて、春・秋・冬はもちろん、
夏でも“重そう”に見えないのがありがたいポイント。
僕は身長179cm・体重62kgでサイズ2を穿いてます。
サイズ1でもいけたんですけど、ちょっと太めの方が全体のバランスが取りやすかったのと、
腰骨で穿いたときにちょうどいい丈感だったので、2にしました。

スタイリングの幅も広くて。

デトロイトジャケットにボリュームのあるスニーカーで合わせれば、
NYの街を歩いてるようなテンションにもなるし、
逆に、カシミヤのタートルネックにロングコートでまとめれば、
パリの冬っぽい空気にもなれる。

“軍パン”っていう言葉に縛られない、柔らかい振り幅があるんですよね。

あと、前シーズンから登場したブラックもすごくおすすめ。
ほんのりアタリ加工が入ってて、真っ黒でも重くなりすぎない。

Tシャツ一枚でさらっと合わせてもハマるし、
上下ブラックでまとめたときにも、ミリタリー由来のラフさがいい抜け感になってくれる。

軍パン好きにも、軍パンが苦手だった人にも、
どっちにも刺さる可能性を持ってる一本。

“毎日でも穿けるし、ちゃんと服好きが納得する一本”。
僕にとっては、そんな頼れる存在です。

これからも、なんとなく手が伸びてしまう気がします。
M-51 Custom Pants
A.PRESSE
(1(MEN) Black/ブラック)
PRICE : ¥66,000
2 COLOR
カラーチップ1 カラーチップ2
M-51 Custom Pants
A.PRESSE
(1(MEN) Olive/オリーブ)
PRICE : ¥66,000
2 COLOR
カラーチップ1 カラーチップ2
ちなみに、普段のスタイリングなんかは
Instagram([@inosaurrrrrr])でもときどき投稿しています。 もしよかったら、そちらも覗いてみてください。

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