LOFTMAN1981 [ロフトマンイチキューハチイチ] Vol.3 [EEL/WAREHOUSE]

ヴィンテージのバナーを解体し、生地を織る糸から旧い手法にこだわるWAREHOUSE。

デザイナーズブランドではなく、ヴィンテージの忠実な復刻を掲げるといったレプリカブランドの中でもかなり異質なマインドのブランドからは、良い意味でシーズンに関係なくデリバリーがございます。

今回届いたのは、ブランドの最高峰とも呼ばれるDEAD STOCK BLUEのライン。

長い間主人を待ち続けたオールドストックのデニムは、時間と共に人知れず熟成し、遠い昔に染められた当時のブルーから酸化し”デットストックブルー”へと変化していきます。

その独特な風合いをブランドが25年かけ積み上げてきた技術を駆使し再現した、まさにWAREHOUSE最高峰のレーベルです。

中でも今回ご紹介するのはジーンズのセンターに施されていたベルトループオフセットタイプで後の紙パッチへと変わる最終レザーパッチモデル。

1954年製のものをモデルにしたLot 1001XXです。

WAREHOUSE
DSB 1001XX 1954 MODEL [Washed]

col : INDIGO
size : 30 / 31 / 32 / 34 / 36 / 38
price : 34,100yen (tax in)

着用staff : [177cm/60kg]
着用size : 32

旧式の力織機のざらついた風合い、そして50年台らしく太く無骨なシルエット。

ヴィンテージライクなデニムを贅沢にジャストサイズで履くのも良いのですが、1,2インチサイズを上げて履いて頂くのもお勧めでございます。

同じタイミングで届いたデニムウォッシュヴィンテージは、穿き込んだジーンズなどの皮脂汚れや不純物のみを取り除き、濃いインディゴを保ってくれる効果のあるデニム用洗剤です。

浸け置き洗いならさらにその効果は大きく、色落ちさせたくない一本やリアルヴィンテージのジーンズにもご使用いただけます。

WAREHOUSE
DENIM WASH VINTAGE

price : 2,640yen [税込]

愛着のあるデニムをより自分好みに育てるために、通の方々に送るWAREHOUSEオリジナルのデニム洗剤も合わせてどうぞ。

ジャパンデニムの需要の高まりを肌で感じられるここ京都、寺町。

海外からの評価も折り紙付きなようで、それを探しにくる旅行客の方も日々見受けられます。

そして同じく海を越えて来た皆さんのお探しの多くはジャパンブランド。

日本製の評価は、もしかすると我々がインポートに対する憧れと同じくらい気分が上がるものなのかもしれません。

当店で取り扱いのあるドメスティックブランドの中でも、前回ご紹介したTWO MOONと同じくらい長くお付き合いのあるのがEEL Products(イール)。

『普遍的で特別な一着を目指し、ブランドアイデンティティを探求する事』をコンセプトに2003年の秋冬シーズンよりスタートしたブランドで、現在では東京の中目黒と五本木に旗艦店を構えています。

2人の男性デザイナーの独特な視点から生み出されるアイデアと遊び心のあるディティールやネーミング、シルエットはスタンダードなアイテムの中にも独特な世界観を感じられる、ありそうでなかったラインナップ。

生真面目な我々日本人の作る、ちょっと変わった大人の服。

素材には柔らかく肌触りの良い米綿を使用した、定番のOFRANCE TEEと日本のギャグ漫画家である和田ラジヲとのコラボレーションTシャツ。

ブランドの定番TEEにコミカルな和田ラジヲの世界観を落とし込んだ一着で、プリントのモチーフは一見UFOのようなマカロンが飛んでおり、シュールな世界観が際立つ普段通りのEELブランドらしくもあるデザインです。

こちらも定番、エジプトのGIZAコットンを使用したEELのQUALITEEシリーズ。

ツヤもあり上品な印象を受けるものの程よい肉厚感でタフに着用してもへこたれないほどの安心感のある生地です。

強撚糸を極限までハイゲージで編見込んでいるため、天然の接触冷感も兼ね備えたこれからの暑い季節にぴったりのカットソー。