Fumiya Hirano THE TROUSERS [フミヤヒラノザトラウザーズ] 23SS SAVILE LOW SRENCE BRYSON [BRN]

LOFTMAN 1981 BLOG

英国のカッティングと日本の縫製の融合。

イギリス・ロンドンのサヴィル・ロウ15番地に本店を構える紳士服テーラー、ヘンリー・プール & Co。

"Fumiya Hirano THE TROUSERS"のデザイナー平野史也氏は、サヴィル・ロウ最古のテーラーとして知られる老舗でカッターとしての経験を積み重ねた後に2015年にロンドンで独立。

その後2020年から現在にかけて西麻布にてアトリエを構え、本場、英国仕込みのビスポークを堪能できる国内テーラーとして活躍されております。

日本の男性に向けて、英国の正統派なパンツを履いてもらいたいと言う思いからスタートした”Fumiya Hirano THE TROUSERS”。

いわゆる英国"的"な服、ではなく。

サヴィル・ロウでテーラーを学んだ氏が本国の型紙や生地、付属品を使用して手がける、本物の英国トラウザーズを追求したブランドラインです。

今回ご紹介するパンツのモデル名も"Savile Row”。

その名の通り、サヴィル・ロウで仕立て屋が実際に穿いている仕様のものを日本人に向けて考案された一本です。

英国ビスポークのディテールにある、深い股上と2インプリーツ、サイドストラップ、フライフロント、そしてハイバック仕様。

本来ブレーシーズで吊って穿く形状のトラウザーズですが、氏の手がける一本は吊らずとも美しく紳士的なシルエットが出るよう緻密なパターンと縫製が行われております。

ウエスト周りには硬く程よい厚みのある芯地を使用することで、軽量なパンツながらしっかりとフィットするよう配慮されております。

Fumiya Hirano THE TROUSERS
SAVILE LOW SRENCE BRYSON

col : BRN
size : 34 / 36 / 38 / 40 / 42
price : 53,900yen (税込)

表地 : 麻
裏地 : キュプラ

着用staff : [168cm/66kg]
着用サイズ : 38

用いられた生地はスペンスブライソン(Spence Bryson)のリネン素材。

アイルランド製の『アイリッシュリネン』の大手メーカーで、品質の良さから英国王室でも様々な用途で使用される一級品です。

美麗なパターンに落とし込まれたリネンはシワ感すらも上品で、適度な肉感とヒンヤリとした肌触りは高温多湿の日本でも無理なく快適に着用頂けます。

幾度となく腕を通してきた身体に馴染んだデニムジャケットも、紳士的で重厚感のある異国の空気を纏ったトラウザーズをミックスすればまた新しい感覚が芽生えてくる。

クラシカルでエレガントな一本はこれまで築いてきたスタイルをまた一つ洗練されたものに引き上げて、普段とはまた違った感覚で街に出れる。

上半身がラフになりがちなこれからのシーズン、要となるパンツさえしっかりしていれば自然と小綺麗にも見せてくれる。