アメリカ合衆国カリフォルニア州の東部に位置する「ヨセミテ渓谷」。
ここは、世界中からクライマーが集まるロッククライミングの「聖地」としても有名だ。
花崗岩の一枚岩としては世界最大の「エル・キャピタン」、目がくらむような断崖「ハーフドーム」や「センチネルドーム」など、数多くの大岩壁にいくつものルートが存在している。
70年代のアウトドアカルチャーを席巻した、ヨセミテの伝説的クライマー集団「Stone Masters」の一人であったマイク・グラハム。
モノづくりの才気にもあふれた彼はGramicciやROKXといったブランドを立ち上げながら、クライミング・パンツの定番スタイルをリードしてきた。
その彼が長い人生という旅を経て辿り着いたのは、原点を見つめなおして新たに再発明された、これ以上でもこれ以下でもない、私たちの日常にとって本当に必要な服。
「ブランドの名前を自らのアイデンティティのルーツであり、彼がはじめて道具を自作したときから温め続けてきた「STONEMASTER」としたのには、そんな彼の決意と情熱が込められている。
STONEMASTERはこれまで作り続けてきたクライミングパンツでの動きやすさ、履き心地の良さを保ちながら、よりナチュラルな素材を使い、より洗練されたシルエットで、年に生きる私たちの日常生活をイメージして作られている。
アウトドアのテクノロジーやノウハウと、毎日着られるスタイリッシュさを持ち合わせた、まさに現代の日常着だ。
現代の私たちの毎日に寄り添う、機能性とスタイルの融合した、新たな「ライフスタイル・アパレル」の現在形がここにある。
マイクはこう語る。 THE STONE MASTERSは常に、『Who am I, Really?(自分たちはいったい何者なのか?)』と自問自答し続けていた
プロダクトには、常に自由と本質を求めて続けていた彼の思いと情熱が、きっと息づいているはずだ。