カーボン×サニーライム×サルファースプリング

こちらのカラー表記を文字で見た時にパッと
どんな色の商品かを想像するのは
なかなか難しいのではないでしょうか。

まずはカーボン。
カーボン＝炭素の名前の通り、
鉱物をイメージさせる深みのある色です。

黒のような、
青のような、
緑のような、
灰のような、

さまざまな印象を持った色です。

次にサニーライムとサルファースプリング。
Sunny Limeは植物。Sulphur Springは硫黄泉。

聞き馴染みがない色ですので、
PANTONEでも調べてみました。

サニーライムは、
「十六進の色コード#dfef87黄緑色の明るさの中間の色合いです。光の三原色RGBにおいて色モデル#dfef87は87.45％の赤色、93.73％の绿色、52.94％の青色でできている。HSLで色彩空間#dfef87は69°度の色調、76％の彩度、73％の明るさを有している。この色は約567.64nmの波長である。」

サルファースプリングは、
「十六進の色コード#d5d717黄緑色の色合いです。光の三原色RGBにおいて色モデル#d5d717は83.53％の赤色、84.31％の绿色、9.02％の青色でできている。HSLで色彩空間#d5d717は61°度の色調、81％の彩度、47％の明るさを有している。この色は約570.19nmの波長である。」

よくわからなかったのですが、どちらも黄緑系で
似た印象の色であることはわかりました。

両色ともイエローベースの色で、ぱっと見にはあまり
違いを感じませんが、わざわざ違うこの色表記を
Salomonが使うことに意味を感じます。

鉱物や植物、自然に存在する色は
均一ではありません。

Salomonの提案する一言で言い表せない様な
複雑なカラーリングには、自然と常に向き合ってきた
ブランドの姿勢を感じさせてくれます。

プロダクトとしてSalomonのスニーカーは俗にいう
ハイテクといったジャンルに入るのでしょう。
しかし、Salomonの提案するカラーリングには、
自然の揺らぎをそのまま受け取った様な、
0か1では表せない複雑な趣、
アナログっぽさがあるように感じます。

花や植物を飾る様に。
日々の生活を豊かにしてくれるのが
Salomonのスニーカーです。