feature:トラックジャケットについて考えてみた。

feature:トラックジャケットについて考えてみた。

ライトアウターとしてや、セットアップのジャケットとして。
そしてタートルネックやスウェットとしても使えるトラックジャケット。
今回はそんなユーティリティーウェアとしての側面からトラックジャケットを紹介。

今シーズンリリースされたトラックジャケットはアイビーグリーン、ネイビー、ワインの全三色。
サイドラインはいずれもニードルズのシグネチャーカラーのパープル。
どれも落ち着いた色味で使い勝手が良さそうです。

まだまだ暑さの残る季節。でもそろそろ服装は秋物に変えていきたいところです。
そんな時は、夏スタイルの上からトラックジャケットを羽織りましょう。
日中は暑く、朝晩は涼しく。そんな気温差のある時は着脱のしやすいフルジップアイテムが重宝します。
上品なNEATのスラックスに、いつものTシャツ。
そこにトラックジャケットを羽織ると、程よくスポーツエッセンスがミックスされたバランスの良いスタイルに。
足元はスニーカーでも革靴でもなんでもござれ。

スポーツアイテムのセットアップは、一歩間違えると「部活帰りかな」と見えてしまう恐れも。
スポーツウェアブランドにはない少し毒っけのあるカラーリングが定評のニードルズのトラックシリーズだと
そんな危惧も消し飛びます。
ネイビーのセットアップでまとめ、上からnanamicaのステンカラーコートを羽織る。
サイドラインのパープルが程よいアクセントに。
足元は革靴が良さそうですね。

首元までジップを上げて、タートルネックセーターやスウェットとして着用するのもおすすめです。
古着然としたくすんだグリーンカラーは、着こなしにスポーティーさだけでなくレトロな印象も加えてくれます。
ワイドなチノパンに合わせるとどこか90年代のムードに。
上からダウンベストやマウンテンパーカーを羽織ると冬も乗り切れそうです。

今まで着たことがない方にもぜひトライしていただきたいトラックジャケット。
「似合う似合わない。」「飽きるかな。」「サイズ感は。」などなど初めての商品を買うときには色々心配事がつきものです。

ご安心ください。「最終的には家着で使えるのです。」
そんなところもトラックジャケットの良さの一つなのでは!?

size(mens) :178cm/60kg

今回、身長178cm体重60kgの私がMからXLまで着用してみました。
Mは、コンパクトなフィットになるのでインナーはTシャツぐらいがちょうど良さそうです。シャツやニット、厚手のインナーを着ると少しだけ窮屈かも。ワイドシルエットのボトムスと相性がいいですね。
Lは、ほどよくゆとりがあって、大きすぎない、ちょうどいい感じです。オーバーサイズに選ぶならXL。ちょっとゆるめの雰囲気で、がばっと羽織るにはもってこい。フロントがダブルジップになっているので、大き目のサイズを選んでも、下からジップを上げることで、丈がもたつくことなくバランスよく着用できます。インナーのシャツを裾から覗かせるような着こなしにもピッタリです。
身長160cmの女性スタッフがXLを選んでいたりもします。性別問わず、いろいろなサイズ感を楽しめるのも魅力の1つ。

brand :

「nepenthes(ネペンテス)」創立者であるの清水慶三氏がデザインを手がけている。その歴史は古く1986年からスタートし、今も独自の世界観を構築しています。 日本におけるインポートファッションを20年以上にも渡り牽引してきた清水慶三氏。そのネットワークや経験を駆使し、世界各国のメーカーやクリエーターと様々なプロジェクトと展開。 豊富な知識に基づく細部までの拘りや、自身の好きなカラーやパターンを取り入れる遊び心、その独特のバランス感により生み出される「NEEDLES(ニードルズ)」のウェアは見るものを魅了しています。