稲葉ブログ / 定番のシャツ

気温もあがり花粉症も落ち着いて、本格的に初夏を迎えようとしているこの時期、早くも半袖にショーツという方をお見かけし、やはり服装とは季節を表すなーと感じます。

僕は寒がりなこともあり、夏でも冷房の効いた屋内ではシャツを羽織りますし、ショーツはひざが冷える為なかなか履きません。

ですので真夏以外は大抵長袖を選びます。(半袖シャツも好きなんですけどね。)

この時期はTシャツ1枚は流石に早いし、羽織物の中のシャツのバリエーションを増やしたいところ。

そういう時には定番と呼ばれるものを選ぶのに良いタイミングだと思います。

と言うわけで、今回は自分の中のスタンダードで、COOP 京都 2Fでも定番となるシャツを2つ紹介したいと思います。

 

一つ目は「Salvatore Piccolo」

以前からもブログでご紹介しているこのアイテム。

イタリア南部ナポリでシャツに手縫いを加えるという、今の日本には馴染みのない、職人の技術により完成するシャツ。

細かい歴史やすごさは割愛して1年着てみた感想は、

 

「すこぶる良い」です。

 

シャツのサイズ感がルーズになっている最近ですが、きちんとしたサイズで合わせ、なおかつ肩が少し内に入ったフィッティングを選ぶ。

それなのに肩付けが手縫いの為、生地自体が少し伸びているのかと思うほどの着心地の軽さ。

シャツの生地の良さで着心地が良いことは体験していますが、縫製が良いことで着心地が良いと言うのは初めてです。

それはもう気に入っていますね。

そもそも前までは手で縫うより、ミシンの方が頑丈で正確でしょうと思っていました。

ですが、着てみてわかりました、それだけではない事が。

実際ミシン縫製の箇所もあるのですが、手縫いだからこそ縫いのテンションを強めることも、ほんの少し緩めることも出来る。

それはミシンに付いている目盛りをいじるレベルではない感覚での事だろうと思います。

決して強度が下がる事のないバランスで縫い付けられた肩付けを、一度着ると肩に沿わすようにサイズを選びたくなります。

ぜひサイズ選びの際は聞いてくださいね。

 

 

 

2つ目は「COMME des GARCONS SHIRT FOREVER」

こちらもずっとご紹介している定番。

スタッフの中ではもはやLevi’sの501、パタゴニアのレトロXなどと肩を並べる立ち位置になっているほど。

FOREVERというCOMME des GARCONSの中でも数少ない定番としてリリースされているこのシリーズは、COOP 京都で展開しているNARROW、WIDEを含めて4タイプあり、COOP 京都では扱い始めから一番ゆったりなWIDEと、それより少し細くなるNARROWをセレクトしています。

この一見シンプルに見えるシャツは小ぶりな襟、フロントボタンの独特な間隔など、実は結構癖があるデザインになっているのですが、袖を通すと主張しない。

それでいてジャケットのインナーにしてもそれと分かる上品な個性があり、そして肌当たりの良い良質な生地をあえて分量のあるパターンで作っている贅沢なシャツ。

豊潤な艶が綺麗なのですが、僕はあえて洗いざらしでプレスをかけずに着るスタイルが一番魅力を感じるので、改まったシチュエーション以外はぜひ洗いざらしで着てみてください。

自分がデニムシャツぐらいに10年ガシガシ着ていたシャツがこの前一箇所破れたのですが、まだ着たいので修理に出しました。

細番手の良い生地のシャツを着込む事で出る変化と言うものはかっこいい、と教えてくれたCOMME des GARCONS SHIRTで初めて買ったシャツなのでね。

少し色がフェードした感じが新品にはない雰囲気さえ出しています。

 

 

 

サイズなど減ってはいますが、まだ店頭に並んでいますので一度見てみてください。