本当は誰かに教えたいこと / 「THE INOUE BROTHERS」

さてさて、今回は前置きはスッと飛ばして本題です。
前置きが一番難しいので……スミマセン(笑)
今年の6月に“北欧のParis”とも呼ばれるDenmarkのCopenhagenに数日間立ち寄った。
以前に知り合った「THE INOUE BROTHERS」のデザイナーにどうしても会いたかった為だ。

 

知り合ったのは半年前、THE INOUE BROTHERSにはとても胸を熱くさせられた。

それまで気分的に少し滅入っていた事もあり、「どうせ…」とか「結局は…」なんていうような少しネガティブな気持ちが長いこと続いていたが、そんな最中にTHE INOUE BROTHERSと出会い、僕のエネルギーの源「コンチクショー」と思える闘志が再び湧き上がってくることになった。

 

さて、THE INOUE BROTHERSはその名前の通り井上兄弟によって生まれたブランドなのだが、二人は日系二世で生まれも、そして育ちもDenmarkだ。
日本で暮らしていると中々想像のし難い10代20代を過ごし、アパレルに本腰を入れ始めたのもここ数年のことだそう。
二人がTHE INOUE BROTHERSのブランドを始める大きなきっかけとなったのは南米Peruのアルパカと出会ったことらしい。
実際に何度もPeruに足を運び、現地の人々と生活を共にし親しくなる中で、Peruのアルパカの素晴らしさに魅了され、世界一のアルパカ製品を目指してモノ作りをしている。
アルパカは同じ獣毛でもウールとは全く異なった性質を持っている。
特にTHE INOUE BROTHERSが得意として扱っているアルパカは、繊維が非常に細く“とろみ”や“艶”があり触った瞬間に手にしなやかにまとわりつく。
彼らの生み出す製品のクオリティは最高に素晴らしく、説明し出すと文章には収まり切らないので店頭でぜひお試し頂きたい。

 

製品のクオリティーそれだけでも素晴らしいのに、THE INOUE BROTHERSはとても情熱的にそして純粋にモノゴトに対してぶつかっていく姿も魅力的だ。
その結果として、製品に関わる二人が“余分”と思うコストを徹底的に見直すことで、二人曰く「純粋で適正なコスト」を導き出したりもしている。

できる事は全て自分達で行い、二人だけでは出来ない事は「手を組み」実現させていく。
それがTHE INOUE BROTHERSのスタイルだ。
ロゴには手を取り合うイメージが採用されているのも印象的だった。

 

 

 

初めて二人に出会った時「手を組む」事を約束して別れたが、悲しいかな疑ぐり深い僕は、二人の生まれ育った背景に実際に触れてみるまではやはり信じられないと思い、Copenhagenまで押しかけて、街を案内して頂く事になり、前回の出張の折に立ち寄った訳だ。

数日間の短い滞在ではあったが、とても素晴らしく、刺激的な時間を過ごすことが出来た。

Tivoli公園。
世界最古の遊園地な訳だがDenmarkの暮らしに対する進んだ考え方が現れているように思う。

ふと道端に目をやると…
Flitz HansenといえばArne Jacobsen
Arne JacomsenといえばFlitz Hansen

Denmarkといえば、やはりCarl Hansen。看板もセンスが良い。

Copenhagenの北のほうに行くと、Arne Jacobsenデザインの建築にたくさん触れられる。
ガソリンスタンドの他にも、写真でしか見た事がなかった建築デザインが次から次へ…

デザイン好きの僕にはたまらなく刺激的だった。

そういえば、Denmarkの“ソウルフード”にも連れていって頂いた。

でかいウィンナーにパン…中々にストロングなスタイルの食べ物だったが、これが結構旨い。

 

そして、THE INOUE BROTHERSに会うのと同じ位、Copenhagenの旅の目的だったChristianiaへ。
また機会があればお話ししたいところだが、これまた最高に刺激的だった。

 

 

Christianiaのスケートトラックにも連れていって頂いたが、相当レベルが高いらしく、ここで滑るには相当の腕前が必要らしい…

そしてChristiania Bike。
Christianiaにいると何故か少し欲しくなってしまった。

まさに街全体がArt。自由な時間が流れていた。
なんども言うが、本当に刺激的だった。

 

さて、最後になりましたが、急に肌寒い季節になった事もあり、いよいよ今週末辺りからTHE INOUE BROTHERSの製品が店頭に並びます。

 

ぜひ「お試し」下さい!(ウンチクがあり過ぎて、製品説明をBLOGでするのは……大変なので………本当に(笑))

 

 

PRESS NAKANISHI

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