14AW 別注ENGINEERED GARMENTS

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錚々たる顔ぶれが並ぶエンジニアドガーメンツの秋冬コレクション。
だが決して忘れてはならない毎年恒例の風物詩。
一度覚えると忘れる事が出来ない、別注だからこその刺激と興奮。
独占欲の塊の様な洋服達は、目に入れても痛くない赤子のような存在。
今シーズンはオーセンティックな原点回帰をコンセプトとして、時代の移り変わりにも弛まぬシロモノをご用意。
それは新参者・M-51フィールドジャケットと定番・チェスターフィールドコートの二型。
いずれもが切に願う。新たなるスタイルと共に歩む温故知新の礎を。
別注への思いが詰まった圧倒的な熱量を是非、この機会に体感して下さい。
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今から約70年前。一着の防寒着が誕生した。その時代、その風土、その歴史的背景との必要性を色濃く反映したアウター。通称・M-51フィールドジャケット。仕様番号MIL-C-11448。1950年代初頭に正式採用され、1960年代初頭まで生産されたアメリカ地上軍の冬期用防寒上着(フィールドジャケット)。そしてM-51といえば他にもトラウザーズなどが存在するが、最も知名度が高いのは間違いなくM-51モッズパーカーだろう。戦後、大量のデットストックがイギリスに普及しモッズ達から愛され、カルチャーシーンに特化し、一時代を築きあげたM-51モッズパーカー。フィッシュテールなどが特徴的な傑作である。そんなM-51モッズパーカーは実はご存知の方も多い事であろうが、今回特集させて頂いたM-51フィールドジャケットの上から羽織るオーバーパーカー。究極の極寒の地で過酷な任務に耐えうる事を可能とした一着である。
ではそろそろ話を本題へと戻すとしよう。何を隠そう今回、エンジニアドガーメンツデザイナー・鈴木大器氏と綿密なミーティングを重ね、初めての別注となるスペシャルモデルがM-51フィールドジャケット。オリーブグリーンの高密度かつ生地が厚い繻子織りが特徴的なコットンサテンのアイテム。外観は、M-43フィールドジャケットの意匠を引き継ぎ、M-65に至る一連のフィールドジャケットの系統に連なっている。そんな熱い男達のユニフォームとして支給された、M-51フィールドジャケットが今回、エンジニアドガーメンツ流の解釈と細やかなディテールワークを備え、満を持してリリースされる。
エンジニアドガーメンツのコレクションにおいても格別の贔屓を受けるオリーブグリーン。M-51だけでなく、数多くのミリタリーアイテム群のオリジナルカラーとしての役割を請け負うオリーブグリーン。ミリタリーカラーの絶対的シンボルとして君臨する王道カラーだけに、その存在価値は計り知れない。だからこそ、この超メジャー級のM-51に とってのドストライクカラーを外す事は出来ない。最もこの名モデルと意気投合し映えるシンボルカラー・オリーブグリーン。その詳細は勿論、エンジニアドガーメンツが誇る代表ファブリック、ナイロンコットンのバックサテン生地。着用するたびに生地感の独特なやれたエイジングと、オリーブの絶妙なコントラストが風合いにより良い拍車を掛けるマテリアルが生み出すオンリーワンのカラーリング。雨ニモマケズ風ニモマケズ雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ・・・。まるで宮沢賢治の詩の冒頭のように、いかなる状況下でも耐え忍んできた名作。一貫して、揺るぐ事の無い絶対的自信に満ち溢れたアウター。
左右のフロント部分にはマチ付きのフラップポケット、フラップ付きのフロントセンターダブルジップ、内側には二つのインポケット、首回りにはアクセントともなる脱着可能なフード、計算され尽くしたステッチワーク、ウエストと裾元には抜かり無い調整のためのドローコード、ハンドウォーマーとなりうる各ポケットにはフリースが、そして裏地には着心地を最大限考慮した上でのコットンナイロン地が施される徹底ぶり。
まさにエンジニアドガーメンツらしい男の拘り抜かれた細やかなディテール満載の語り尽くせぬ、M-51フィールドジャケットである。

【実際の商品は、仕様が異なる部分がございます。】

 

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群雄割拠のネイビー戦国時代突入。巷で最も賑わっているカラーリングと言っても決して過言ではない“ネイビー”。神様がくれた濃紺のエピソードは数知れず。無論、U.S.ネ イビーやロイヤルネイビー(イギリス海軍)を彷彿とさせる傑作カラーだという事は間違いない。国やセクション、ジャンルごとに、カラーという色目の舞台で もギラギラとした攻防を見せる完全なる役割分担。天下無敵のオリーブグリーンと全く異なったエイジングはコチラはコチラで目を見張る素晴らしいモノ。インディゴだけがエイジングに秀でている訳では決してない。インディゴを使用するデニムがネイビーのアイコンとなっている世の中に一矢報いる別注ジャケットが遂に完成した。
エンジニアドガーメンツが提言する、「古き良きアメリカ」及び「巧みに設計された洋服」、「アメリカンクラシック」を実現した上で現代のニーズ及びレプリカ の域を超越したコレクションブランドだからこそのプレゼント。半年に一度、恒例となりつつ有るロフトマン別注の錚々たる意気込みと熱意をこのネイビーの フィールドジャケットには感じて頂ければ幸いである。
キメ細かいコットンが生み出すファブリックと融合され、導き出されるそのネイビーのキャパシティは確実に最高ランクの賜物。そんなネイビーのM-51フィールドジャケットは艶やかな男の色気を醸し出し、ほぼ独占的な優越感を感じて頂ける事であろう。滅多と無い別注だからこそのネイビーのM-51のフィールドジャケットは、オリジナルには存在しないからこそのスペシャリティーを兼ね備えた産物。オリーブグリーン同様の細やかな拘り抜かれたディテールとMade in USAだからこその仕事ぶりには本当に驚かされる。
M-65フィールドジャケットと言えば、映画タクシードライバーでM-65フィールドジャケットにデニムをサラッと合わせたロバート・デニーロが誰しもの脳裏に焼き付いていると思われます。モヒカンスタイルと共に。そんな40年以上も続いたM-65とは異なり、その変遷期の一辺として名作の歴史的系譜に名を残すM-51はよりコアな一着である事は間違いないだろう。
M-50まではフロントがボタン留めの仕様だった事に対し、M-51では初めてスライドファスナーとスナップボタンの併用となり、M-65では襟周りがスタンドカラーのフード収納式の仕様になったのに対してM-51ではプレーンなレギュラーカラーのシルエット、そして肩背中のプリーツがM-65では新たに加えられるなど、時代の移り変わりや需要とニーズに特化した移り変わりが見て取れ、男心をより強くくすぐる意匠となっている。だからこそ、変遷期の中に身を置くM-51のDNAは色濃く、他の何物にも代え難い永遠に語り継がなければならない逸品なのである。
シンプル・イズ・ベスト。そんなフレーズが最も似合うであろう名品はネイビーとの同系色スタイリングのアクセントとして羽織ってやっても良い。もちろんガラモノとのスタイリングにまとめ役として、効果的な一面を持ち合わせるのは説明不要、周知の事実。個人的には少しオーバーサイズでコートのように大胆に羽織ってやるのもオススメです。オリーブとは異なるネイビーだからこそのスタイリングを、勇気あるファショニスタの皆様にお願いしたい。

【実際の商品は、仕様が異なる部分がございます。】

 

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屈強なオリーブは今までに幾度となく見た事が有る。しかし、こんなエレガントで品格に満ち溢れたオリーブは初めてだ。ミリタリズムを力強くどこまでも継承し、現世においてのファッション業界では所謂、軍モノの王道として使用されるオリーブ。MA-1やM-65、 カーゴパンツやファティーグパンツ等々。限りなく挙げられるのは、ミリタリーを容易に想像させられるアイテムばかり。群を抜いて、その世界では突出した知 名度と名声を勝ち取ってきたカラーリングである。なぜなら戦場という一瞬たりとも気が抜けない大舞台において、最も自然界を覆い尽くす木や森のグリーンに 限りなく近いアースカラーだからだ。生と死の運命を委ねられ、一瞬でも我が身を潜める事が出来るなら。その一瞬が大きな運命の分かれ道となる可能性が生まれるから。ましてや戦場という舞台で戦った偉大なる先人達が、よりそれを強く感じるのは必然である。想像したくはないが、誰しもが恐れる生死の狭間。もしかすると明日、明後日、近い未来その瞬間に立ち会う事になるかもしれない。誰しもが生命が宿った瞬間から最優先事項としてマインドコントロールされてい る、延命作業。そんな延命作業という絶対的に必要不可欠なカラーリングがオリーブなのである。
時には命を守る術として、現世においてはファッション界ミリタリズム、真の継承者として。だからこそ今回、リスペクトの意を込めて深いオリーブのヘビーメルトンウールでアンラインドチェスターフィールドコートを別注した。オリーブの中では新参者であるかもしれないが、忌まわしき歴史を払拭するには申し分の無い変革者として誕生させた。ワークだとかミリタリーだとかを全く持って感じさせない秀逸のアイテムが。
チェスターフィールドコートならではのAラインのシルエットに反比例するかの如く、良い意味で期待を裏切り、一般的なカテゴリーとして挙げられるであろうトラディショナルの思惑に反旗を翻すかのように独自路線を開拓してくれた。あえて裏地を排除し、インナーのレイヤードを容易にイメージさせる着用期間の長い万能タイプとして依頼した。オリーブならではの野暮ったさは微塵も感じさせない。逆に研ぎ澄まされた若葉のように繊細で美しい色調として完成した。いずれにせよ、男心をどこまでも擽り尽くす問題児の登場だと感じて頂ければ幸いである。

 

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世界中に存在する様々なガラモノ。ベーシックなチェック、ストライプ、ボーダーといったガラモノはもちろん、オーセンティックなガラモノの代表格といえるペイズリーや千鳥格子、そして見た事も無いような独創性に溢れた斬新なデザインのガラモノまで。挙げればキリが無い程までに、世界中で蔓延しているガラモノ。今こうしている間にもまた新たなる新種のガラモノが誕生しているかもしれない。中には、深刻なガラモノ中毒症状に冒されている方々も少なくはないであろう。そんな皆様への最適な処方箋は未だ見つかってはいない。個人的には、ガラモノ好きという事を公言した上で、一生その精神を貫いて頂ければ良いと思う。
前置きが少々長くなってしまったが、今回ここまでに「ガラモノ」というキーワードを連呼するのには訳がある。その理由は勘の鋭いホームページ読者の皆様なら既にお分かりの事であろう。ネイビー、オリーブと共に今回ご用意させて頂いた第三の刺客がそう、正真正銘のガラモノなのだ。そんなVIP待遇を受けての登場となる今宵のスペシャルゲストはブラウンベースの千鳥格子。
千鳥格子とは、同数のタテ糸とヨコ糸で織り出し、猟犬(ハウンド)の牙(トゥース)の形を模した柄を連続させた格子縞。洋服の歴史の礎を築き上げた英国発祥の定番格子柄だが、日本では千鳥が連なって飛ぶ姿に見えるため千鳥格子と呼ばれる。一般的には黒と白のモノトーン配色が多いが、茶と白の場合も見られ、またの名をハウンドトゥースやドッグトゥースと呼ぶ。そんな由緒正しき千鳥格子が今回、初のガラモノとしてエンジニアドガーメンツ別注アンラインドチェスターフィールドコートにて登場する。
コレクションにも登場していない、ロフトマンだけの12オンスのウールボディに施されたブラウンベースの千鳥格子。ジェントルマンに相応しい、ファッションに精通した大人の皆様に是非とも纏って頂きたいガラモノ。それが今回の別注コレクションで隠し球的存在としての位置づけを我がモノとしてならない第三の刺客なのである。
チェスターフィールドコートの起源は19世紀に、その名の通りチェスターフィールド伯爵がはじめて着用したからだと言う説が最も有力な由来とされる。特にヴィクトリア時代下のイギリスでは、男性の外套(コート)として流行し、現在の日本では、フォーマルとして着ることはもちろん、ビジネスやカジュアルとしても着こなすことができるので、時代の寵愛を一心に請け負う汎用性の高い一着として浸透している。襟がビロードなのは、フランス革命で処刑されたルイ16世と、その妃マリー・アントワネットを弔う気持ちを表したものだと言う。
そのような歴史に名を幾度となく刻み、多くの偉人から大衆にまで愛され浸透し続けてきたマストアイテムを大胆にガラモノで別注した今回の企画。
単色では確実に感じる事の出来ないアグレッシブな攻めの姿勢。ガラモノだからこそ演出できる唯一無二の存在感。ファションの歴史を今まで牽引してきた千鳥格子だからこそのプライド。全てが集約された最初で最後の千鳥格子柄のアンラインドチェスターフィールドコートを是非、この機会にご検討下さいませ。

 

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チェスターフィールドコートと言えばのカラーリング、ネイビー。もはや御馴染みと言ってしまっても良いかもしれない。一般的にネイビーと言えば、抜群の安定感 を誇る汎用性の高いカラーリングであることは疑いの無い事実だろう。デニムやニット、ジャケットやシャツなど数多とある洋服の中でも、常にオールラウンダーとして万人から全幅の信頼を獲得し続けてきた難攻不落のカラーリングである。
そんな確固たる地位を築き上げてきたネイビーが今年も期待を裏切る事無く登場する。オリーブ、そして千鳥格子同様にアンラインドチェスターフィールドの最右翼として別注依頼を掛けた2014AWシーズン。なぜなら今シーズンのラインナップにチェスターフィールドコートが登場していなかったから。
長年、エンジニアドガーメンツの錚々たる顔ぶれが並ぶコレクションから感じるデザイナー・鈴木大器氏のネイビーへの忠誠心。ジャケットにしてもパンツにして も、常にスタイルの軸として揺らぐ事の無いネイビーへの敬愛は賛辞を贈るべき確かなもの。そんなエンジニアドガーメンツの拘り抜かれた洋服達の遺伝子を色 濃く受け継ぐネイビーのアンラインドチェスターフィールドコートは、絶対的アウターとしてクローゼットの中枢を担うマストコートとなるに違いない。
デニムとの異素材ネイビースタイルでコントラストを強調したコンビネーションを生み出すのも良し、オリーブのシックスポケットやファティーグパンツなどミリタリースタイルのスパイスとしてトッピングするのも良しとしよう。もちろん、アメリカンカジュアルの王道とでも言うべきチノパンとのアイビースタイルの女房役として纏うのも悪くない。単純明快、シンプルに脳裏に映し出される無限大のネイビーとのスタイリング。いかなるインナーやパンツとも吸い寄せられるように導き合う好相性は説明不要のワードローブである。
まさに星の数程存在する色目の中において、キングオブカラーと呼ぶに相応しいカラーリング。しかも、そんなネイビーを纏う今回のマテリアルは濃厚な味わいを醸し出すメルトンウール。ダッフルコートやPコートといった往年の名アウターに足繁く使用される完全無欠のゴールデンコンビ。まさに、ネイビーの代名詞と呼ぶに相応しい相棒的マテリアルである。
互いが互いを演出し、巧みに更なる高みへ歩んでいく生地とカラーの両名が今回、満を持して合わさった形でリバイバルされる。20オンスのハリコシのあるメルトンウールならではの毛羽立ち、ネイビーだからこその経年変化を来年への糧として。そして、皆様がネイビーのアンラインドチェスターフィールドコートを身に纏い、素晴らしい思い出作りのお役に立てれば尚嬉しい限りです。
確実に選んだ事を後悔させない一着、それがネイビカラーのアンラインドチェスターフィールドコートです。

 

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