本当は誰にも教えたくないもの / JUTTA NEUMANN編
前回のブログでは「旅」と言っておきながら、現在世界中で大変な事になってしまっています。
この様な状況下にあったとしても日々僕が出来ることは、政治を批判する事や先行き不安な未来を煽る事でもなく、情けないながらもこうして「モノ」を通して皆様が少しでも前向きな心持ちになっていただける様に努める事しか出来ません。
「モノどころじゃねーんだよ!」という状況ですが、少しでも気が紛れればと思いますのでどうか宜しくお願い致します。
色々と仕事を整理するには良い機会なので、過去の写真などから整理を始めると少し懐かしい写真が出てきた。
数シーズン前のちょうど今ぐらいの季節に、アメリカへ出張に行った時の写真である。
春でも心地良いとは言えないくらい寒いマンハッタンで、その日は「気難しい」「厳格」と言われるユッタニューマンとのミーティングが控えていた。
幾度か訪れた事はあったが、恐る恐ると扉を開けると….
その日は一目見ただけでも機嫌が良い。
「バッチリとメイクまでしているじゃないか!」
これはチャンスと色々とリクエストしていくと初めのうちはスムーズに話が進んで行ったが、見る見る険しい表情に変わっていく。
ある程度のところまで要望を聞いてもらい….撤退である。
お客様との会話の中で、スタッフが何気に言った「夏の革靴」。
言った本人はとっさに出た何気ない言葉なのであろうが、僕にはとても感心した言葉であった。
個人的に、「サンダル」という言葉だけだとどどうしてもアクティブなイメージだけが強すぎる気がしてしまうので、「夏の革靴」その言葉に尽きるな、と感心してしまった。
”JUTTA NUEMANN”はロフトマンでも複数店舗での取り扱いで、様々なモデルをご覧頂けるかと思います。
この「夏の革靴」を気持ちよく履いて外に出かける事が出来る頃には、皆様を悩ませる現在の問題が少しでも収束していることを願って。
余談になるが、その後以前に知人に教えて頂いた「刺激的な場所」という事でONU本部に行った事も懐かしい。
各国の名物品が随所に並ぶ刺激的な場所である。
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