本当は誰にも教えたくないもの / CRISTASEYA編

海外出張から帰国はしていたものの、またまたブログの更新をサボってしまっておりましたが、周囲のスタッフから「そろそろ、、、」と言われこうしてパソコンと向き合う次第です。

だらだらと内容を考えているうちに、COOP E~ma店の移転オープン・前日レセプションにオープン初日と、昨今の新型ウィルス問題にも関わらず沢山のお客様をはじめ関係者の方々にお祝い頂き誠にありがとうございます。

 

その様な中でCOOP E~ma店オープン初日に意外と言ってはスタッフに失礼であるが(ごめんね。笑)、数年前から取り扱いしている”CRISTASEYA”がお客様の評判がとても良いとの事だった。

CRISTASEYAに関しては敢えて触れていない様にもしていたが(周囲から見たら弊社のイメージには随分かけ離れて見えている事が容易に想像出来る為である。笑)、どうやらそうはいかないらしく今回は頑張って僕なりにCRISTASEYAについて書いてみようと思う。

 

 

数年前にスタッフからCRISTASEYAを仕入れて欲しいと言われた時は正直「聞き流してやろう」と思った。

個人的に幾つか所有してはいたが実際に仕入れるとなると勿論事情は変わってくる。

しかしながら僕も実際を知っている訳ではないので「怖いもの見たさ」半分でパリのアトリエにてミーティングをすることにした。

この「怖いもの見たさ」というのが仕入れの業務に携わっていると非常に厄介な心理である。

効率だけを測るとこういった仕入れは必要ないと大半の人達が思う訳だが、あくまでも洋服はお客様にとってとても大事な人生を豊かに過ごして頂くご趣味なので、存分に楽しんでもらう為にはこうした効率だけでは測れないアイテムも場合によっては必要になる時があると、あくまででも個人的には思っている。

 

 

そうしていざアトリエに入ってみると、、、すぐにブランドの世界観が広がっており、結果は言わずもがなアトリエを後にする頃には僕はまんまと買わされていた訳である。

感度が高く優秀な方々は商品だけでブランドの表現を理解されているのであろうが、僕は実際に対面して体感しないと理解出来ない。

この2時間くらいのミーティングで、このブランドのキーワードとして最初に僕が勝手に感じたのは「旅」である。

 

 

旅先の異国の文化や人々に触れて感じたもの、そしてそれらに出会う過程に必要な快適でありながら上品で身に纏いたい洋服を、デザイナーであるクリスティーナを中心としたチームで創り上げている。

上品に映えるのはやはり高品質で大きく取った贅沢な柔らかな生地を、とても細かな運針で縫い上げる事でとても上品な動きが洋服に現れる。

快適さにしてみてもサイズ感だけではなく、ニットウェア一つにしみても抜群の糸のバランス(毛の種類・撚り・編み)があるからこそイージーフィットのニットウェアが仕上がる。

 

 

ある時はシチリアに旅に出てみたり、またある時は日本まで旅に出てみたりと様々であるが、最終的にCRISTASEYAが旅先の異国の文化や人々からのインスピレーションを得て作られるアイテムは、初見では少し分かり難いのだが、袖を通せば妙に納得させられてしまう。

 

 

そうして仕入れを決断できたのは、「LOFTMAN COOP」もご存知の方は少ないかも知れませんが「旅」をコンセプトにしている事だった。

 

LIFE   「生活の中のハードな瞬間、それがスポーツ」

SPORTS   「スポーツを細く長く続ける事、それが旅」

TRAVEL   「旅は線、線は出会いという点の繋がり」

FIND   「出会いと発見のない生活は生活ではない」

 

旅=旅行

旅行にも様々なスタイルがあり、機能的な「シャカシャカ」とナイロンが擦れる音や「パチパチ」とフリースの静電気に怯えながらバックパック一つで勇ましく突き進む旅も勿論楽しいですが、
時には「上品」でありながら「快適さ」も兼ね備えた気持ちの良い装いで、「ぼぉーー」と身体も心も満たされる優雅な旅行も良いんじゃないでしょうか。

CRISTASEYAは僕達にとっては新しい価値観の「トラベルウェア」なのかも知れません。

勿論、日常でもとても快適です。笑