本当は誰にも教えたくないもの / 水沢ダウン編

数週間前に開催させて頂きましたアップルツリーのポップアップには、急な開催にも関わらずとても盛り上がり、お忙しい中わざわざご来店頂きありがとうございました。

ご発注頂いたアイテムがお手元に届くまでお楽しみにお待ち下さい。

 

徐々にこのブログも更新が遅くなってきてしまってはおりますが、ペースを取り戻す為にも更新致します。笑

 

今回は「水沢ダウン」

現在では認知度もかなり広まり生産の背景などについてはもはや説明は不要かと思う。
(宜しければ過去のブログを参考にして下さいませ。もしくはググってください。笑)
本当は誰かに教えたいこと / 「水沢ダウン」

例年によってとても手間がかかる為、生産量に限界がある上に発注数にも上限が決められている。

しかし、ありがたい事に今シーズンも既存のラインナップにはない企画をしても良いとのお言葉を頂いたので、色々と思考を巡らせた。

イメージやアイデアに困った時にとても大きな頼りになるのはやはり自分自身の過去の「経験」や「体験」。

今回はかなり幼い時代の思い出を引っ張り出した。笑

 

「ファッション」に興味を抱く様になったきっかけから思い返してみた、、、、、

あくまでも30年程も昔の話であるが、、、、、

 

小学生の低学年時は一年中『短パン』を着用していると、田舎の大人達からはよく褒められるので真冬でも我慢して短パンを履いていた。

しかし、中学年にもなると徐々に短パンが気恥ずかしくなり始め、いよいよ『ジャージ』のデビューである。

このジャージを着用する年頃から自分でジャージを選ばして貰うわけだが、同級生の中に年上の兄弟を持つ友人などがやはり既に大手スポーツメーカーなどのジャージに手を出し、周囲の連中の中でも一歩早い。

親にせがんで少し生意気なジャージを買ってもらい、翌日に早速学校の体育館で何も知らず強烈なスライディングを繰り出し、買ってもらった新品のジャージが摩擦熱で焦げつき穴が空いた時は本当に悲しくなったのを今でも鮮明に覚えている。

さて話は大きく脱線したが、

こうしていよいよ小学生の高学年にもなると洋服を強く意識し始めるわけではあるが、その中でも印象に残っているのが『MA-1』であった。

しかも、一歩先を進む周囲の連中は「アルファインダストリーズ」のMA-1を着用している、、、、、

当時の僕は親にどれだけせがんでも小学生の身分で「アルファインダストリーズ」は理解されなかった。

(今思い返してみても小学生で既にアルファって、、、、、笑)

しかし、当時の記憶の中の「アルファインダストリーズ」のMA-1は、ジッパーのデザインやナイロンサテンの高級感・そして何と言っても『裏地がオレンジ』なのである!!!

しかも『緊急用リバーシブル』には衝撃を受けた印象がある。

 

ようやく本題に入る訳であるが、(無駄な文章が長くてすいません。)

今回の『水沢ダウン』の企画にはこのほろ苦い思い出の『オレンジの裏地』を使う事から始まった。

 

 

水沢ダウンはダウン量の多さで暖かさを高める構造ではなく、最高級のダウンを使用しながらも身体に密着させる事で暖かさが逃げにくい構造で作られている為に、着用した時のボリューム感は抑える事が出来る。

そして今回はストレッチ性の高いファブリックを選びながら、既存のラインナップに比べると少しゆとりを持たせたフィッティングにしたので、ジャケットなどの上からでもとても着やすい。

 

 

外見は数年前に特別なデザインをしてもらった大きなフラップポケットを今回も採用し、「防水ダウン」を掲げる水沢ダウンが積極的に採用する耐水ジッパーはあえて少な目にした事で、「新しくありながら旧い」印象に仕上がった。

 

 

そして最後に、

『偏愛のMA-1』&『リバーシブル』と進めようと思った辺りで弊社スタッフから「ちょっと!待った!」とご指摘を頂き『MA-1』はボツになりましたが、あくまでも「ミリタリー」を匂わせるデザインにこだわり、「タンカース」や「M-65」を少し匂わせるルックスに仕上げることが出来た。

着丈の長さも程々に良いのでどんなスタイルの方でも着用し易くなっていると思う。

 

 

個人的には『オレンジの裏地』が採用できただけでも大満足である。

是非、店頭にてご試着ください。

 

ちなみに裏地のオレンジはリバーシブルではないので、着用していると見えません。笑

オレンジが必要ない方も是非お越し下さいませ。