本当は誰にも教えたくないもの / BACK PACK 編

今回でVOL.8になりました OLD TOWN ORDER EXHIBITION も、ご来店頂きました皆様のお陰で予想以上の盛り上がりの中終える事が出来ました。

週末の貴重なお時間を割いて頂き、ありがとうございます。

ご発注頂きました分は、無事皆様のお手元にお届け出来るよう現在集計中で御座いますので、楽しみにお待ち下さいませ。

 

 

さて、話は変わって今回は特殊な企画を依頼させて頂きました。

 

 

 

まだまだ入社して15年弱ではありますが、パタゴニアを始めたくさんの種類のアウトドアメーカー・スポーツメーカーの「BACK PACK」を見てきたと思う。

どれもとても機能的であり、次々と送り込まれる新しい素材から誕生する斬新なデザインを見ながらふと感じたのは、「ファッション」と「カバン」の微妙な距離感であった。

スタイリングで「洋服」を楽しんでいても、何故か「カバン」は後回しにされている感じが抜けきれない。(僕自身もそうである。笑)

カバンも全体のスタイリングに溶け込まないと、当然ながら洋服もふまえた全体的なスタイリングとしては少しまとまらない感じがする。(中にはその少しまとまらない感じをあえて楽しむ猛者もいらっしゃるのですが、)

 

カバンもジャケットを着用する様に又はバングルやリング・スカーフなどの様な「アクセサリー」を身に着ける感覚でスタイリングの1ピースとして背負う事が出来ればと思った。

その様な事を考えながら思い付いたのが、毎シーズン複雑な「パターン」で洋服をデザインし、自身もビスポークテーラーであるEESETT & Co.の中澤氏に敢えて洋服ではなく「BACK PACK」のパターンを依頼し、国内で少量でも縫い上げてくれる鞄の専門工場に仕上げてもらう事にした。

従来の機能性だけを優先したモノを詰め込む「ハコ」の考え方から少しだけ離れた「クロージング」に近い目線での「BACK PACK」の依頼という特殊な企画。

勝手なイメージだけを伝え何度もサンプルをあげて頂き、ようやく完成したその「BACK PACK」は、従来の「アウトドアスタイル」はもちろんの事、「ライダースジャケット」・「ロングコート」・「履き込まれたドレスシューズ」など様々なスタイリングに程よく刺激を加えながらも全体的にはまとまりそうな雰囲気に仕上げて頂いた。

 

 

 

 

店頭に並ぶのが楽しみである。