本当は誰にも教えたくないもの / E.TAUTZ編

まだまだ寒い日が続きますが店頭は毎日の様に春と夏に向けてのアイテムが入荷してきておりますので早速ですが本題に入らせて頂こうと思います。

 

 

数年前の猛暑の夏の最中に弊社でも数年前から取扱いをさせて頂いている「E.TAUTZ」のディレクターであるパトリックグラント氏から「数週間後に大阪に行くからアテンドよろしく!」と言った内容の連絡が入った。

「パトリックグラント」て、、、、あの「男前」で「秀才」でしかも、、、「金も、、、おっと」笑。

断れる訳もなく僕はその日が来るまで色々と聞きたいことや当日のスケジュールで頭を悩ませていた。

 

いざ当日になり約束の時間ちょうどに現れたその人物はとても気さくで何でも質問できた。

今でも記憶に強く残るのは「LOFTMAN」の店内を案内していると、パトリック氏が「このブランド好きなんだー」と言いながら商品の生産国を見て表情が一瞬にして曇った。

「どうしたのか?」と尋ねてみると「××××はずっと自国で生産しているモノだと思い込んでいた」と淋しそうに呟いた。

久しぶりに生産国に強い拘りを持つ人物に出会った気がして何だか僕は嬉しい気持ちもあったが。

「実際の生産国表示なんて100%信用できないよ」と僕がいうとパトリック氏は「言っていることはもちろんわかるがE.TAUTZは違う。一部どうしても英国で生産できないモノに関してはイタリアで生産しているが、それはあくまでも品質の為である。それ以外は最大限、英国で生産して行く努力をしている」

そしてパトリック氏はこう続いた。

「デニムはどうしても日本。アメリカ(コーンミルズ社)の品質を好んで使用してきたが(コーンミルズ社)の内情が少し変わったのでアメリカ国内で織っていた(コーンミルズ社)の生地は最後に大量に我々が仕入れたが、やはりデニムも英国に拘りたいのでと考えた結果英国のミリタリーなどでよく見かけるヴィンテージデニムといえばやはりグリーンデニムでは?となり生地を一から研究し英国らしいグリーンデニムとエクリュデニムが出来上がったので次はお披露目できるから楽しみにしといて」とあっさりと言い放った。

とても魅力的なニュースをもらいそれからずっと楽しみに待っていた。

 

 

そしてようやく純英国産のデニムが数日前に入荷した。(糸の確認はしなかったが)

是非、店頭にてお試しください。

その日最後にパトリック氏にどうして自国生産にそこまでして拘るのかを聞いて見た。一言で返されてしまった。

 

「スピリット!!」 らしいです。笑

 

しかしながら、軟弱者の僕はさほど「日本製」を意識したことがないなーっと思い返している。

 

BUYER NAKANISHI, text

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2018.12.24Detail>>