本当は誰にも教えたくないもの / Chambray Shirts編

「Chambray Shirts」を格好良く着こなせる大人になりたいと思ったのはLOFTMANに入社してまだ日が浅い時に当時の上司が「RRL」のロングスリーブの「Chambray Shirts」を「patagonia」の「パワーコードショーツ」という太畝コーデュロイの短パンとサラッとコーディネートしている姿を見て「なんてカッコいいシャツだ」と心が動いたのを覚えている。

 

その後、僕は上司の真似をして同じ物を手に入れるが何故か同じ様に似合わない………

その方に比べ僕は「肩幅」「胸板」「足の長さ」強いて言えば「顔」?(笑)  が全く違う為に「RRL」強いては「ラルフローレン」が放つ特有の「男らしいセクシーさ」が二十歳そこらの僕が着用しても全く滲み出なかった。

恐らく15年近く経った現在でも僕には滲みだせないであろう。

 

しかし「Chambray Shirts」はその後も常に気になるアイテムで、手を変え品を変え色々挑戦していく中でベタな話ではあるが名作映画の「ショーシャンクの空に」をたまたまのタイミングで目にした。何度も観たはずだったがその時に限り脇を固める登場人物のどこか「冴えない」というか「情けない」感じの「Chambray Shirts」の着こなしを「カッコいい」と思った。

少し冴えないぐらいが自分にもピッタリであるのと同時にしっくりくる。「これだ」と思った。

 

数ヶ月後、ニューヨークにてずっと憧れている方との何気ないファッション談義中の言葉がその時はとても胸に沁みたのを思い出した。

「オーダーメイドであつらえた洋服を着ていてもカッコいいかどうかは別の話」&「別注品がカッコいいかどうかも別の話」という会話であった。後から考えてみれば当然だと思うかもしれないが、その瞬間はとても「ハッ」とした。

映画「ショーシャンクの空に」でも映画の設定で刑務所の中に収容されている人々の着こなしが気になった訳であるから当然「サイズ感なんかは適当に配られた配給品」のはず。その微妙なサイズ感に僕はどこか哀愁と愛嬌を感じたのかもしれない。そしてそれらが結果的に情けない雰囲気に繋がっているのかな?と勝手に自己解釈をする事にした。

 

そこで今回2回目になる「RE-PURPOSE」×「BIG YANK」のコンセプトはフランス目線の「BIG YANK」である訳だが、この何とも言えない微妙なサイズ感を僕が着用すると「おフランス」「パリ」といったイメージは全く周囲の方々には伝わらず怒られてしまいそうであるが、同時にこの絶妙に「冴えない」感じが個人的には最高である。あくまでも僕が着用してしまうとの話ですので。(笑)  恐らくお客様やスタッフは全く違う感じで着こなしてくれるはず。

 

ニューヨークでのファッション談義での別の会話。

「バイヤーだからといって着こなしが上手いかどうかも別の話」………

耳が痛い。

 

皆様の様々な「RE-PURPOSE」×「BIG YANK」の「Chambray Shirts」の着こなしを楽しみにお待ちしております。

 

 

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