CENTURY TRAD & DAILY STYLE -CENTURY TRAD-

feature-1981-201601-topimages1

我々LOFTMAN1981が創業当初から掲げる、メインテーマ。

 

CENTURY TRAD−百年定番

DAILY STYLE−日常着

 

この2本の柱は、内装が、スタッフが、ラインナップがどのように変わろうとも、
決して変わる事のない、永遠のテーマです。
そしてこの2つは、カジュアルファッションを語る上で、常に鍵となるテーマでもあります。

LOFTMAN1981のスタッフとして、また、一人の洋服が好きなファッション人として、
この2つのテーマをどのように解釈しているか?
そして、どのようにお客様へ伝えたいのか?
LOFTMAN1981の中核を担うスタッフ5人に、
それぞれが愛用する、ないしは思い入れのある
4つのブランド・アイテムへフォーカスしてもらい、
各人の想いを語ってもらいました。

拙き長文ではございますが、是非ともご一読頂けると幸いです。

 

CENTURY TRAD
何年にも渡って作り込まれてきた製品は、必ず満足と感動を与えてくれる。
例えば、Barbour・JOHN SMEDLEY・Aldenの様に100年を超えてもなお色褪せる事無く
魅力を放つBRANDは、伝えたい背景と憧れを持っている。

 

DAILY STYLE
例えば、デニムのように着込めば着込むほどに味が出る事。
あるいは、アウトドア・ミリタリー・ワークのように、道具としての機能性を果たす事。
自分だけの一着は個性となり、自分を表現する手段にも成り得る。

 

 

feature-1981-201601-ttt_1
feature-1981-201601-CTstaff1

 

 

 

feature-1981-201601-CT01
1977年のLOFTMAN1981オープン時から、冬になると1コーナーを独占していたBarbour。
独特な匂い。
触るとベタベタするオイルドの生地。
店内を歩く人たちが、「なんか変な匂いする!」ってキョロキョロ。
そう、原因はBarbourですよ〜!

そんな事から、当時は胸を張ってBarbourを取り扱える店も少なかったように思いますね。
だから、余計とそんな扱いにくい服に理解を示してもらうのが大変で、お客様に着てもらうのには随分時間がかかった記憶があります。
そんな「着にくい」服のBarbourが徐々に世間へ浸透していったのは、やっぱりその歴史的背景や、道具としてのルーツがあったから、ではないでしょうか。
1894年から続く名門で、イギリスの庶民から王室までが愛用し、使い込んだ一着は他にない風格を持つ、正真正銘のセンチュリートラッドだったからこそ、です。

そういう部分を知って、理解してもらえる方が増えていって、いつしかBarbourはLOFTMAN1981にとって無くてはならないブランドになっていました。
イギリス本社の偉い人が、「日本にやたらとウチの商品を売る小売店がある」と聞きつけて、わざわざ店を見に来た、なんてエピソードもあるくらいです。

そんなBarbourも時代と共に進化して、今やオイルの匂いやベタつきも無く、シルエットもスッキリとスタイリッシュになりましたが。
今でも生産は一貫してイギリス国内で行われていますし、ハンティングやフィッシング、乗馬やバイクのライディングなど、イギリス国民の日常の一部に変わらず寄り添っています。

さすがに日本で乗馬やハンティングをする機会は少ないですが…
服の持つ風格そのものは、どこの土地で着ても変わりません。
歴史を物語るワックスコットンの生地と共に、新しい歴史の一歩を踏み出してください。

 

 

feature-1981-201601-CT02
Borsalinoと聞いてまず…。
アンダルシアに憧れて〜ボルサリーノを粋にきめ…♫
そんな歌があったのを思い出します。
歌詞だけじゃなくて、70年代には映画のタイトルにもなっているBorsalino。
ジャンポール・ベルモンドとアラン・ドロンが共演している名作。
今観ても、カッコいいです。
「なんとなく知っている」くらいのブランドから、「憧れ」へと変わったのは、20代で観たこの映画がきっかけだったと思います。

ただ、その当時では自分が被っているイメージがつかなかった。
なにせ、今となっては150年の歴史を誇る帽子ブランドです。背負っている歴史が違う…。
服だったらなんとか着られても、帽子のような小物で、これほどまでにトラディショナルな物は、身につけるのに勇気がいりました。
だから、「いつかは躊躇いなく被れるようになりたいな」くらいの気持ちで、ずっと横目に見ながら過ごして来た気がします。

あれから15年。
それなりに年齢を重ね、これまで身につける事が出来なかった物が、身につけられるようになってきた、そんな折。
1981のCENTURY TRADへ加わるブランドとして、2015年からBorsalinoを取り扱い始めました。
自分の年齢的にも、やっと被る事が出来る‼︎と心踊りながら、毎日オススメしています。

一番Borsalinoらしい中折れのモデルは、合わせる時のスタイルもいつもより考えないといけないし、被ると背筋が伸びるような感覚になります。
気楽なカジュアルさとは縁遠くて、「紳士であれ」と語りかけてくるような、そんなアイテム。
それこそが、これから自分が歳を重ねる中でのファッションのあり方ではないか、と思っています。

CENTURY TRADのアイテムというのは、歴史の重みで着ているこちらが押し潰されそうになったりします。
でも、そういうアイテムは一度身に着ければ、決して裏切りません。
自分自身がこなれてくれば、こういうBorsalinoなんかも心強い存在になってくれる。
CENTURY TRADは、年齢を重ねるほど、その良さが実感できるようになりますよ。

 

 

feature-1981-201601-ttt_2
feature-1981-201601-CTstaff2

 

 

 

feature-1981-201601-CT03
僕自身、30歳を超えてからあまり派手すぎる格好や、奇をてらったような格好はしなくなりました。
落ち着いたというのか、ファッションに慣れてきたというのか、たぶんシンプルでカジュアルな服で満足できるようになってきたからなんでしょう。
でもその分、上質で、ブランドとしての価値もちゃんとあって、間違いない一着を選ぶようになってきたと思います。
10代から20代の頃は「他人が知らないブランド」にすごく憧れていた部分もあったんですが、段々と「間違いなく皆んな知っていて恥ずかしくないブランド」の良さを再確認している最近です。

特に、年中着る事になる肌着は、その「間違いなさ」が大切です。
冬でもあまり厚着をしない僕としては、上着を脱いだらカットソー2枚ってくらいが当たり前。
肌着と言えども他人の目につくので、適当な物を着れません。

そうなると、自然と手が伸びるカットソーは限られてきます。
そこで最高に活躍するのが、SAINT JAMES。
このHPを見ていただいている方で、その名前を知らない方は居ないでしょう。
それくらい皆んなが知っているブランドだと、安心して着ていられます。

でも、よくよく考えてみるとコットン製の肌着を作っているメーカーで、SAINT JAMESほどの歴史があって、かつ現代でも本国で生産しているブランドは、思いつきません。
元々はニットの会社とはいえ、今ではボーダーのコットン製カットソーのイメージが強いブランドです。
ボーダーのカットソー、というジャンルでは、SAINT JAMESの歴史は他社とは比べものになりません。

肌着というくくりで考えると、SAINT JAMESは間違いなく最高峰の百年定番です。
随分と大人になった僕にとって、恥ずかしくない服を着たい僕にとって、やっぱり一番安心できるカットソーは、コレなんですね。

 

 

feature-1981-201601-CT04
LOFTMANで働き始めて、最初に任せてもらったのが、靴コーナーの担当でした。
入社するより前から靴は好きでしたが、「スニーカーが好き」っていうくらいで、元々革靴が大好きだったという訳ではなかったんです。
今になって思い出してみると、その程度でよく任せて貰えたな、なんて思いますが…。
でも、革靴に関して今ほど知らなかっただけで、興味はずっとありました。
だからこそ、若さに任せて靴担当に名乗り出たんだと思います。

そんな僕が、最初に衝撃を受けた靴が、Aldenです。
「かっこいい」と一言で終わらせてしまうのが勿体ないくらい、なんだか分からないオーラを感じました。
そして、調べれば調べるほど、歴史の深さだったり、その歴史の中でできた技術だったり、色んな事が分かって、どんどん好きになって行きました。

長く続いているブランド全部がそうだと思いますが、100年以上も歴史があるブランドが今でも物作りを続けていて、しかも全然色あせずに、みんなの憧れであり続けているって、単純に凄い事だと思います。
しかも、その歴史の中で色々と試行錯誤をして、それぞれの時代や国にフィットしたものを作っている事も、本当に感動です。

靴にとって大事な事って、長く履いていても疲れにくくて快適という事だったり、きちんとした手入れをすれば一生付き合えるという事だったり、色々あります。
できる限り履きやすく、できる限り長持ちするように、色んなブランドは新しい靴を作っているんだと思います。
でも、そういう履きやすさだったり長持ち度だったりの基準の一部分は、間違いなくAldenが築いたものです。

ブランド自体が100年以上続いている、という事も魅力ですが、数百年の靴の歴史の中で外せない存在、という意味でAldenは別格の一つです。
僕にとってのCENTURY TRADは、Aldenのように一つのジャンルの中で確固とした地位を築き上げた、そんなブランドの事だと思います。

 

 

feature-1981-201601-ttt_3
feature-1981-201601-CTstaff3

 

 

 

feature-1981-201601-CT05
素敵なお洋服って、手に取ったり着たりした時に、気持ちが高揚するような、そんな幸福感があるお洋服の事を言うんだと思います。
INVERALLANは、そんな幸福感を手にした途端に感じる、アンティークの芸術品みたいな存在。
だって、一人のニッターさんが90時間もかけて、ゆっくりじっくり編み上げているんですよ。
想像しただけで、作り手の温もりみたいなものが感じられて、そんな服を日本で着ていられるって幸せだな、と思うんです。

それの証拠にってわけでもないですけど、新品のINVERALLANにはそれを作ったニッターさんのサイン入りタグが付いているんですが、自分自身で初めて買ったINVERALLANのタグは、今でも捨てずに保管しているんです、私。
馬鹿馬鹿しいかもしれないですけど、そういう作り手の想いが身近に感じられて捨てれない…。

ファッションアイテムとしても、長い歴史の重みと民族的な伝統を持っているので、存在感がすごくあります。
これを着ていれば、それだけで雰囲気があって、他に小細工しなくても十分なくらい。
それでいて、クラシックなアイテムならではの、メンズライクにもガーリーにも使える柔軟性があるので、冬のコーディネートには凄く重宝します。

一つの「物」としても凄く素敵で、ファッションとしてもお気に入りの一着は、私のクローゼットの中ではダントツでINVERALLAN。
「100年定番」と言うと少し重たく感じちゃいますけど…。
代々と人の手で生み出されていて、今でもその伝統を受け継いでいるお洋服って、着ているこっちも大切に大切に使うのがマナーかな、なんて。
だから、これからも大事に着て、自分の子供だったり、それこそ孫だったりに受け継いでいけたら良いなぁ、って思います。

 

 

feature-1981-201601-CT06
RED WINGには、とても思い入れがあります。
ただただ憧れだったLOFTMANに入社して、初めて買ったレザーブーツなので。
その時は女性の先輩も何人かおられて、素人の私にとっては、そっくりそのまま憧れでした。
そんな諸先輩方の足元には、やっぱり使い込んだRED WINGが。
こんなにもメンズっぽくてゴツゴツしたブーツが、上手にコーディネートすると、凄く可愛い着こなしが出来てしまうのが、とても新鮮でした。

「100年の歴史を持ったワークブーツブランド」
そう先輩から教わった時には、なんだかヘビーな感じがしたんですが、そんな仰々しさを逆手にとって、女性が気軽に可愛く履いていると、そんな重厚感がアンバランスで靴以外の女性らしさが引き立つんだと、しばらくしてから気づきました。

喜び勇んで買ったものの、最初は大変!
レザーもソールも硬くって、本当に履くのが辛かった…。
でも、じっくりと履き込んで付き合ってみると、今ではびっくりするくらい自分の足にフィットしていて、新品のスニーカーを履くよりも楽!と言っても言い過ぎじゃありません。
かれこれ4年くらい履いているので、あの時の先輩方に負けないくらいには良い感じの雰囲気になったかな、と思ってみたり…。

でも、RED WINGって実際は、日本で言うところの「地下足袋」のブランドみたいな、本物のワークブーツの会社なんですよね。
それが、こんなにもファッションで履かれていて認知度も高くて。
しかも男性だけじゃなくて、私みたいに女子の中にも憧れる人がいたりする。
何でなのか、と考えてみると、やっぱり「本物」だからなんだと思います。

1世紀以上も実際に現場で働く人たちへ靴を作ってきた、という信頼と実績が、見ている側には憧れになって、その憧れを持って買った人たちがとても大切にケアしながら履き込んでいるのを、また誰かが憧れて…。
っていう風に、次から次へとRED WINGを履きたくなる人が増えていって、今みたいに定番のファッションアイテムになったのでしょう。
それって、なんだか素敵な連鎖ですね。

あの時は素人だった私も、今では先輩です。
これからもケアをしながら大切に履いて、RED WINGの魅力を次に伝える、そんな素敵な連鎖の一員になっていたい。
改めてそう思いました。

 

 

ttt_4
feature-1981-201601-CTstaff4

 

 

 

feature-1981-201601-CT07
そもそも、ニットにはハイゲージとローゲージの2種があり、そこには根源的な成り立ちの違いが存在します。
ローゲージニットは元を辿ると、全行程を人の手作業によって作られる、防寒・防風・防水の為の作業着であり、同時に各地域ごとに趣の異なる祈りが込められた民芸品でした。
方やハイゲージニットというのは、産業革命時に誕生した機械生産の技術によって、肌触りよく軽いコンフォートな側面と、光沢を帯びシルエットの洗練されたエレガントな側面の、2つの要素を強調させた、最新で美しい高級品なのでした。

そして、JOHN SMEDLEYはそうした高級品のハイゲージニットの中でも最たる物。
ハイクラスな素材を使い、上質な肌触りに仕上げ、高級なメゾン服として、確固たる地位を築いているブランドです。
歴史そのものも他社の追随を許さぬ、1784年創業のダブルセンチュリートラッド。
これ程までに、ハイゲージニットとはなんたるか、CENTURY TRADとはなんたるかを体現しているブランドは、世界広しといえども数少ないでしょう。

製品として、または物として、時の流れと共に進化、ないしは時の流れに流されず、多くの人に愛され残ってきたものは、機能の面でも見た目の面でも、美しさやそぎ落とされた格好よさが残っています。
そして、JOHN SMEDLEYには間違いなく、その美しさが宿っている。

そして同時に、その長い歴史の中で着られてきた階級や国、カルチャーにより、その服が持つイメージやキャラクターも出来上がっています。(ジョンスメを例に挙げるなら、上品上質、トラッド、優等生etc.)
だからこそ、そのイメージをズラす事によってファッション出来るのではないでしょうか。
今なら優等生なイメージがあるハイゲージニットに、土っぽさと正統なイメージが同居するリーバイスを履いて、その両方を垢抜けさせるヌーディな首元・手元・足元を心掛けたいですね。
乗せるアクセサリーによって趣向を変えたり、ヌーディさを際立てるのもgoodです。
スタイルがシンプルになる春先には、存在感のあるCENTURY TRADなアイテムでムードを作りたいですね。

 

 

feature-1981-201601-CT08
LEVI’Sのジーンズほど、20世紀の服飾史に影響を与え、社会的・文化的両面での大変動と共にあった洋服は無いでしょう。

洋服、特にアメリカ的な大量生産的洋服という、実用面での機能服が世界中を席巻した50年代以降の世界は、装いの均質化が全世界で進んだ時代だったと言えます。
2度の大戦により旧態依然とした階級社会は崩壊へと向かい、保守的な(退屈な)親世代への反動、反権力をかざす新しい世代の若者たちにとって、権威を飾る為の服ではなく、日常生活の必要の為の服として、ジーンズは象徴のように扱われ始めます。
音楽や映画が国境を越えるようになり、それぞれのカルチャーでパイオニアたる著名人がジーンズを愛用した事で、それまででは考えられないスピードで、ファッションとしてのジーンズは普及していったのでしょう。
その装いのグローバリゼーションの中でも、LEVI’Sは最たる象徴。
今でもLEVI’Sがアイコンたりえるのは、地域、時代、性別を超えたどのカルチャーにもその半身を供給し続けたことが背景にあるからだと思います。

そういう意味では、LEVI’SはDAILY STYLEの象徴でもある、という事です。
そんなDAILY STYLEの原点とも言えるLEVI’Sが、100年の時を超えてCENTURY TRADとして語られる事こそ、真に愛すべき日常着は時と共に普遍(不変)になるという、最たる例ではないでしょうか。

そうした、CENTURY TRADでありDAILY STYLEであるLEVI’Sのジーンズを、今、どういった気分で着るべきなのか。
デニム(ワーク)×ブレザー(トラッド)=ファッションが成り立ったのは、まだデニムに象徴されるワークスタイルがトラッドの対極にあった時代だからこそ、先鋭的なものでした。
しかし、21世紀の今ではワークもトラッドもある意味でもはや並列の存在です。
だからこそ、時代や国、カルチャーなど様々なジーンズをサンプリングし、ミックスし、エディットして着る。
ジーンズを履くことで組み合わせるものの意味をズラす(もしくは思い出させる)。
流行り廃りを超越した存在だからこそ、どう着るかによって今の気分を表す最良のアイテムとなるのではないかと思います。

 

 

ttt_5
feature-1981-201601-CTstaff5

 

 

 

feature-1981-201601-CT09
WILLIAM LOCKIEはスコットランド発祥の、なんと1874年からずっと良質なニットを生産し続けているブランドです。
1874年といえば、日本はまだ明治維新直後。
技術的には後進国であった時代。
洋服を着る、なんていう文化はまだまだ浸透しておらず、ましてや「セーター」なんてものは無かった時代です。
そう思うととてもとても古く、歴史あるブランドだと感じますね。

当店で取り扱うタートルネックについては、元々はLOFTMANの別注企画で作られたモデルです。

6プライと申しまして、通常は1本の糸を編み込んでニットを作るのに対し、6本の糸を撚り合わせ太い1本にし、それを編み込んでいく事で、単純計算にして6倍のニット糸を使ったセーターとなっています。
6プライにより作られたニットは当然ながら強度が増し、伸びにくく、何よりしっかりとした存在感が出てくれます。

この「存在感」がポイントです。
太い糸を使うだけなら多々ありますが、技術をふんだんに使い、誰もが満足のいく存在感ある一着を作れるのは、100年以上ニット業界を牽引してきたWILLIAM LOCKIEだからこそ出来る事。
さらに掘り下げれば、羊毛産業の盛んであった英国の歴史と伝統こそ、イギリス製のニットウェアを着た時に特有の迫力が放たれる原因だと思います。

僕自身LOFTMANに入社し早5年目になりますが、初めて購入したニットこそ、このWILLIAM LOCKIEでした。
まだまだ服の歴史なんかも分からない時に買いましたが…。
あの当時より少しでも成長したであろう今でも、冬になると登場する、まだまだ現役の一着。

僕の感覚でも、世の中の感覚でも。
定番と呼ぶのに相応しい、CENTURY TRADそのものなセーターです。

 

 

feature-1981-201601-CT10
セミドレスは「キング・オブ・ブーツ」と呼ばれたWHITE’Sの傑作品だと思います。
その理由を考えるには、アメリカの歴史が関係してきます。

20世紀初頭、破竹の勢いで経済成長していたアメリカ。
今と違って道路が未舗装だった当時は、男性の靴がブーツでないといけなかったのは想像に難くないですが、各々の職種や階級によって、ブーツの種類も分けられていたはずです。
特にブルーカラーとホワイトカラーの差は明確であり、一種の確執もあった事でしょう。
実際、当時の資料を見ていたりすると、明らかに労働者風情の人物から、雇用主のような紳士まで、当時の男性の足元には様々な種類のブーツが見受けられます。
このセミドレスは、そんな時代により幅広い客層に履いてもらえるよう、作業靴としても履けて、でもある程度のフォーマルさも持ち合わせた靴として考案されたと言われています。

その名目だけのことはあり、ドレスという名前ではありますがまさに「セミ」ドレスであり、カジュアルスタイルにもバッチリはめ込むことができます。
僕自身もスラックスに合わせることもあればスウェットパンツに合わせたりと、かなりのヘヴィーユーザーです。

しかし、ただ単にジャンルレスな靴、というだけではここまで柔軟な靴には成り得なかった、と思いませんか。

ホワイツは創業150年を超える老舗ですが、このセミドレスというモデルは発案された当時から微々たるモデルチェンジも施されていません。
この改良を加えない信頼があるからこそ、どのコーディネートで履いても、安心感が湧きます。
さらに言えば、コーディネートの安心感だけではありません。
靴の本来の機能である、「足元を守る」という点でも、歴史そのままの安定感と安心感があります。
一度足を入れてみて頂ければ、その感覚は足元から伝わってくるはずです。

100年以上愛され続けるているが故の安心感こそ、21世紀の今もブーツ業界に君臨し、クラシックな物のはずなのにコーディネートを選ばない柔軟さの由縁なのでしょう。

ブーツをお悩みの方。是非セミドレスを履いて、この安心感を味わって下さい。

 

 

feature-1981-201601-bnr_ds

1981

EEL サクラコート STYLING「春来たれり」

  冷たく、寒い冬を乗り越えた先に春はやってまいります。 桜は春の代名詞であり、まだツボミであっても想像するだけで我々の気分を高揚させてくれます。 桜…

2017.01.13Detail>>
1981

n100 2016A/W Styling Collection

「n100」の2016A/Wアイテムを使ったスタイリングです。 シンプルながら上質な素材の素晴らしさを感じれるアイテムばかりです。 9月22日(木)から9月25…

2016.09.12Detail>>
1981

CANADA GOOSE 2016-17 FW COLLECTION

  「もっとも暖かい服であり続けること」を掲げるカナダグース。 その言葉通り妥協のない素晴らしい製品を世に送り続けています。 今年も本格的な冬シーズン…

2016.09.01Detail>>
1981

AMERICAN ATTACHMENT

UNITED STATES OF AMERICA… 誰しもが必ず耳にするこの響き。その響きから連想されるフレーズは自由であり、夢であり。 響き一つで受けるイメー…

2016.07.16Detail>>
1981

orSlow×LOFTMAN1981 exclusive cargo shorts ver.2

私たちLOFTMAN1981で取り扱うブランドの中でも、今や中核となったorSlow(オアスロウ)。 圧倒的なクオリティでありながら、安定した品質と供給を実現し…

2016.04.22Detail>>
1981

New&Old loftman1981 OUTER SELECTION

  私たち、LOFTMANの良いトコロ。 それは、毎年新しい発想で刺激を与えてくれるブランドアイテムと、 変わらぬ姿勢で常にアイコンたり続けるファクト…

2015.12.21Detail>>
1981

RAINY BLUE – 時雨と、碧-

冬の雨は、冷たい。 地面を、草木を、身体を濡らしていく。 そんな冷たく重たい空気の中で、情景に馴染みながら、それでいて映える色。 それが、碧です。 1981の中…

2015.11.14Detail>>