稲葉Blog / Maria Rudman

どうも、稲葉です。

今月11日よりBUYER中西が海外出張に出ています。
今回は長く月末の帰国となりますので、その間少しBLOGをジャックして僕が書いてしまおうかと(笑)

早速今回はMaria Rudmanについて、少しお話しさせて下さい。

 

昨年の春よりCOOP2階で取り扱いを始めたMaria Rudman。
2階にはJILLPLATNERのアクセサリーもありますがどちらも
女性のアーティスト。

Mariaの生み出すデザインは、現代の洋服に合わせることによって良い違和感が出るようにサーミ族が持つ独自の文化や雰囲気を意図的に残しているかのように感じる。

自分の手首と足首がルパン張りに細いのも多少は関係してか、昔から男らしい重厚感のあるデザインより澄んだように緻密で洗練されたアイテムが好みで、Mariaの作品もお店で取り扱う以前から知っていて、憧れがあった。
中々手に入れる機会も無く、憧れのままMaria Rudmanとは別なLaplandのジュエリーを身につけたこともあったが、改めて店頭で実物を見るとやはり心底惚れ込んだのだった。

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憧れのMaria Rudmanというアーティストのジュエリー、初めて店頭に入荷してきた時、アイテムへの感動ももちろんありましたが、昨年の夏にLONDONとPARISに出張へ行った時、Maria Rudmanのショールームを訪れた時には、相手に音が聞こえるんじゃないかという位、鼓動が早くなっていた。

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Parisの美しい街並みを眺めつつ、Maria Rudmanのショールームへ向かう、ワクワクして自然と歩が進む

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Maria Rudmanのショールーム。コンパクトな入り口にもセンスの良さを感じる

ショールームの扉を開けるといきなりMariaさん自らお出迎えしてくれ、非常に柔らかい物腰で気さくに話しかけてくれ、こちらの緊張を解いてくれる。
想像の中で厳格で口数の少ない職人のようなイメージを勝手に作り上げていた所に、初対面の僕に対しての惜しみない笑顔。

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「おいおい、余計好きになってしまうではないか!」

と声に出さない感動を受けながら席に着き、早速商談へ。

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サンプルを手にMariaさんと中西とオーダーの話を詰め、少し落ち着いたので

ショールームの奥へと足を運んだ。

そこにはアーカイブの作品が大量のファイルに閉じられている景色があった。

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そして使い込んだ事を心からほめているかのように、数多くの作品達が大切に壁一面にかざってある。
絶景だった。

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トナカイの革とピューターで作ったその作品が、もはや別の何かへと形を変えたのだろうか…

と思うほどの力強い表情には思わず息を飲んだ。

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Laplandのプリミティブなデザインを継承しているジュエリーは今でもいくつかあるが、Maria Rudmanの生み出すジュエリーは、やはり別格だった。
本気でそう思った。

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日本へ帰国後に購入したMaria Rudmanのブレスレットは勿論とても気に入っており、いつも身につけている。これから先も大切に身につけていようと思う。

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Maria Rudmanのショールームの奥で愛おしむように大切に壁に掛けられていたあのジュエリーたちのように、緻密で柔らかく、そして程よく強さも兼ね備えたジュエリーのように変化していくことを願って。

稲葉春樹