本当は誰にも教えたくないもの / DAYPACK編

帰ってまいりました。
約半月程のヨーロッパ出張でしたが、今回も空港で大きなストライキに巻き込まれたり、イギリスのEU離脱問題など予想できない出来事も度々起こりましたが、新たな収穫もあり内容的には前回の出張よりも充実出来たかと思っております。
後日少しずつですが紹介していければと考えていますので、お楽しみにお待ち下さい。

話は少し変わります。

ここ数ヶ月DAYPACKを新調したいと思い、日々探している。
中々思うようなものには出会えず終いでダラダラと日々を過ごしていると、いつの間にか今年も強烈に暑くなってきて「新しいDAYPACKを!」なんて気分も忘れがちになっていた。
(京都の真夏にDAYPACKを背負うと背中が暑すぎて…)ついつい簡易なSHOULDER BAGやHAND BAG(袋のようなバッグ)を使ってしまっている。

「ま、焦らずゆっくり探そう」と思い、自分自身どんなDAYPACKを背負いたい気分なのかLOFTMAN COOP KYOTOの入り口に沢山並んでいる鞄たちを見上げながら、時差ボケの頭で“ボ〜”っと思考の整理をしてみた。

アメリカ生まれのザックの取り扱いが多いのだが、やはり1970年代〜1980年代後半位までのアウトドアシーンのプロダクトは目まぐるしくデザインも機能性も変わっていっている。
素材も沢山開発されていただろうし、構造自体が大きく変化していっている様が分かる。
(ちなみに僕は1980年代生まれなのでここからは想像による解釈…)

KELTY に見られるようなExternal Frameが搭載されたザックが旋風を巻き起こしたかと思えば、数年後にはGregoryが新たな構造で一気にExternal Frameを過去のものとし、大型パックからDAY PACKに至るまで、ソフトな構造でありながら体に負荷をかけにくい作りのプロダクトが沢山生まれている。

恐らく“自然”という環境をより意識していた時代背景もあるのであろうが、“アウトドア”が世間により身近なものになる事によって自ずとパックも変化していったのであろう…

この辺りの年代のパックは、大体がシンプルな作りのプロダクトで、個人的に好きなメーカーやデザインが多い。
決して日常使いがし易い訳ではないのだが“RIVENDEIL MOUNTAIN WORKS”なんかは大好きなメーカーである。

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その後はといえば、ARC’TERYXの銘品に見られるような流線型のデザインを筆頭に、アウトドアシーンに限らずタウンユースとしても優れたデザインや機能を搭載したパックが生まれていっているばかりか、最近では“これ一つで何処へでも!”といったようなタウンユース目線からのオールラウンドパックが目を引く
モノトーンな色調で、見るからに隙無く作り込まれたパック達なわけだが…

「ふ〜む……」
今の気分にはどうにもしっくりこなかった。

そんな時に脳裏をよぎったのは、少し前に知り合いとした会話で心に残ったあるフレーズ。

『作り込み過ぎないモノの魅力』

そこで、1970年代後半のシンプルなデザインのDAYPACKを、作り込み過ぎること無く、尚且つ少しモダンに作っているDAYPACKは無いだろうかと考えていた所……

「あっ!ALTADENA WORKSだ!!」と閃いた。

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……が、実はすでに所有済み………

どうやら気長にじっくり探すしかなさそうである。

 

BUYER NAKANISHI, 出張

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